NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ -11ページ目

NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ

NHKの英会話番組講師でもある木下和好が英会話上達のイロハを余すところなくお伝えしていきます。

イギリスを代表する料理として多くの人がFish & Chipsを想像するのではないかと思いますが、英国にはボリューム満点の朝食Full English Breakfastがあります。大きなお皿にたっぷり盛られた食べ物がなんとも食欲を掻き立てる豪華メニューです。

$NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ-Full English Breakfast
(写真は妻が注文した限りなくオプションを付けない少量タイプ)


一般的なFull English Breakfastのお皿に盛られているのは、

卵:
通常は目玉焼き(イギリスではFried Egg、アメリカではOver easy, Sunny-side up)ですが、スクランブル、ポーチドエッグから選ぶ事も可。

トマト:
フライパンでソテーしたものがでてくる。

マッシュルーム:
トマト同様、フライパンでソテーしたものがでてくる。

Baked Beans:
トマトソースで煮た豆。ちょっぴり甘くて美味しい。

ベーコン:
日本のようなベーコンではなく、見た目はしっかりと焼いた薄めのハム。イギリスのベーコンはとにかく塩辛~い。

ソーセージ:
香辛料が沢山入ったソーセージ。香りがかなり強いものがあるので好き嫌いはあるかもしれない。

トースト:
日本の食パンより薄いトーストがCDラックのようなものに収納されて出される。

ここまでがFull English Breakfastの定番。さらにオプションとして

Black Pudding:
豚の血液をオートミールと和えてソーセージ状の形にしたも。これを輪切りにしたものがでてくる。真っ黒な見た目とは裏腹に苦みや臭みはほとんどありませんでした。覚悟して口に入れましたが、意外とあっさりしていて美味しかった。

Porridge:
日本語に訳すとおかゆ。イギリスでは柔らかく煮たオートミールがでてくる。これにバターを少し乗せ、砂糖や蜂蜜を加えて食べる。これだけでもかなりのボリューム。

Brown Sauce:
これは調味料。ケチャップ感覚ソーセージやベーコンの上にかけて食べる。結構酸味が強いので、好き嫌いはありそう。

これだけ食べると、お腹は大満足。昼食は軽めでOKでした。朝食付きのホテルやB&Bに泊まると朝は大概Full English Breakfast。最初の2、3回は美味しいのですが、長期滞在になると他のものが食べたくなりました。


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日本にダイエー、イーオン、西友などがあるように、イギリスにはTESCO(テスコ)やSainsbury's(セインズベリーズ)などの大型スーパーが至る所にあります。日本のスーパーでは、納豆や豆腐、インスタント麺、おかきの種類が豊富にありますが、イギリスには「さすがイギリス!」と感じさせる、ある食べ物が商品棚に数多く陳列されていました。その「食べ物」とは英国民の国民食とも言えるベイクドビーンズです。

ベイクドビーンズは豆をトマトソース煮した食べ物。ほんの少し甘みがあって朝食やスナックの定番メニューです。イギリスでFull English Breakfastを注文したら間違いなく、このベイクドビーンズがお皿に盛られてでてきますし、トーストの上にベイクドビーンズを乗せて食べる人も多いようです。

日本のスーパーではアヲハタのベイクドビーンズぐらいしか店頭に並んでいませんが、本家イギリスでは驚く程の種類があります。定番のオリジナルに始まり、ローカロリー、砂糖控えめ、ピリ辛、ソーセージ入り等々。日本の納豆の種類の多さに負けていません。

$NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ

ちなみに、このベイクドビーンズ、イギリスでは朝食/軽食として食するものですが、同じ英語圏のアメリカではバーベキューの定番メニューです。アメリカでは朝食にベイクドビーンズがでてくることはまずありません。

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狭い道路での運転や対向車との道の譲り合いが日常化している日本で長年運転をしているので「狭い道の運転は平気!」と思っていました。でも、イギリスの道路を運転してみると、その車幅の狭さに驚かされることが何度もありました。

どうやら、イギリスの道路は馬車の時代から車幅を変えてないらしく、田舎道では特に狭い車幅の道路が多かったように思えます。そんな田舎道を運転していると、助手席に座っている妻は「左側に寄り過ぎじゃない?」とヒヤヒヤ。実際は運転席側も中央線ギリギリ。交通の流れを考えて70キロぐらいで運転しているにも関わらず、ルームミラーを見ると早く先に進みたい後続車の列ができている。猛スピードで横を通過する対向車にも注意しながら慎重な運転が続きます。

左右に広がる美しいイギリスの田舎道のドライブを楽しんでいるときによく目にする悲しき光景もあります。それは、車にひかれた動物の死骸。2、3キロおきに動物の死骸があるのではないかと思うぐらいよく見かける光景でした。周りには放牧されている馬や羊。野生動物たちは車道が自然の一部だと思って入り込んでしまうのだろうなぁ。

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