同じ英語圏でもアメリカとイギリスは考え方や人との接し方が異なります。アメリカの一般家庭は日本と比べ物にならないくらい大きな家やアパートですが、イギリスはどこに行っても古い家が多く、広さや間取りも日本のより少し大きいぐらいのものを多かったように思います。道路も日本のように狭く、左側通行。電車やバスも整備され、日本人でも住み易い素晴らしい国だと思いました。
アメリカに計14年生活した僕にとってイギリスの英語は時折サプライズがあり、アメリカとの微妙な言葉の違いを発見する楽しい体験になりました。
まず、わからなかったのが”ta!”
「た?」 ん?どういう意味?と最初はわかりませんでしたが、米国の”thank you”にあたります(もちろん”thank you”も通じます)。
続いて”cheers!”。アメリカでは乾杯の合図に使いますが、イギリスでは「ありがとうございました。また来てね」という意味で使われるらしく、お店を出るときによく聞きました。
更にトイレのことは”bathroom”や”men's room/lady's room”とは言わず”loo(ルー)”と言います。挙げだすと切りがないのですが、言葉や表現の違いがあるのはそれぞれの国の個性でもあり、文化でもあり、接することができて本当に良かったと思いました。
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日本にも首都圏にブリテッシュパブや英国スタイルのバーがあるのでFish & Chipsという食べ物をご存知の方は多いのではないでしょうか?毎年夏に行われる野外音楽フェスティバル「フジロック・フェスティバル」の屋台村にもFish & Chipsを販売する屋台があり、長い列ができています。
Fish & Chipsは鱈(たら)に濃厚な衣をつけて高温の油で揚げ、フライドポテトを添えたもの。その名の通り「魚&フライドポテト(チップス)」なのです。日本でも好んで食べていたので、本国イギリスに行ったら必ず食べたかったメニューのひとつでした。
現地のパブで早速Fish & Chipsを注文したら、まず驚いたのが魚の大きさ。とにかく大きい!日本では手の平サイズの白身魚のフライが2つお皿に乗って出てきますが、本国では日本の3倍ぐらいの量がでてきました(あるお店では鱈1尾分?と思えるぐらいの大きさのものがでてきました)。
Fish & Chipsの一般的な食べ方は、魚に「これでもか」というくらい大量のモルト・ヴィネガーと塩をかけてパクり。アメリカ人がハンバーガーとピザを愛するように、イギリス人はFish & Chipsをファーストフード感覚で食べたり、パブでしっかりとした「ご飯」として食べたりするなど、Baked Beansと肩を並べる英国人の国民食です。
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※英国の珍味 お試しあれ
日本には納豆、塩辛、いなごの佃煮、おでん(外国人観光客はおでんの匂いが嫌いな人が多いようです)など、欧米の人が??と首を傾げる食べ物があります(いなごの佃煮は日本人である僕も食べることができませんが)。さて、海を越えたイギリスではMarmite(マーマイト)という曲者が存在するのをご存知でしょうか?
Marmiteはトーストにバターやジャムのようにぬって食べますが、一口食べると口の中に異様な酸味が広がります。ビールを発酵させる行程のイースト菌を抽出してつくるのですが、何味だか説明できません。イースト味?いや、Marmite味なのです。メーカー側のスローガンもなかなかユニークです。
Love it or hate it.(好きか、嫌い どちらか)
イギリスに行く前にイギリス旅行を経験した人らに「Marmiteというまずい食べ物がある」と聞いていたので、何事も経験と思って食べてみました。食べた結果、決して「まずい」とは思いませんでした。逆に、あの酸味と塩っけに慣れたら病み付きになってしまうかもしれないと感じたぐらいです。
貴方はMarmiteにチャレンジする勇気はありますか?僕は英国旅行の自分へのお土産としてMarmiteを1つ購入しました。どちらかと言うと「好き派」です。
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