イギリス編5:英国旅行初の難関 Roundabout | NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ

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NHKの英会話番組講師でもある木下和好が英会話上達のイロハを余すところなくお伝えしていきます。

日本の道路を運転していて緊張する場面はそれほどありませんが、イギリスにはRoundaboutという難関がありました。

Roundabout(ラウンダバウト)とは円形交差点の名称で、交差点に入ったら、他の走行車に注意しながら左車線に移り、自分が進みたい方向の道路(ラウンダバウトでは高速道路のように出口という)で左折する仕組み。一見、簡単そうに見えますが、慣れていない僕にとってはちょっとした難関でした。自分の出口を逃した場合は、またぐるっと一周して出口で左折すれば良いのですが、初めて運転する道路でラウンダバウトがしょっちゅう出てくるので常に緊張した状態に。

ナビゲーションの男性の声は滑舌の良いイギリス英語で”Turn left on the rounabout, third exit”(ラウンダバウトの3番出口で左折です)と親切に教えてくれるのですが、そもそも1番出口がどこなのかわからない。助手席に座っている妻に「今のは何番?」と何回訪ねたことか。ナビゲーションには「直進方向」とか「入ってすぐ左り」と言って欲しかったのですが、現地に住んでいる人に言わせると「Exit(出口)」の方が判り易いそうです。慣れればなんてことはないということなのでしょう。

大きなラウンダバウトには信号が装備されているところもあり、中には「こんな小さなラウンダバウトが本当に必要なの?」と思ってしまう場所もあります。結局最後まで慣れることはありませんでしたが、イギリスを体感させてくれた道路システムでした。

それにしてもイギリス人は車を飛ばす…。

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きのした・まび

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