使用頻度の高い英語の発音 ― その3 | NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ

NHK英語教授がお伝えする英会話上達のイロハ

NHKの英会話番組講師でもある木下和好が英会話上達のイロハを余すところなくお伝えしていきます。

英語のwの発音は日本語に存在しないが、それに気付かない人が多い。

すなわち日本式の異なる音の出し方がwであると思い込んでいる人が

大半である。日本語の「ワ行」には「わ」と「を」の2文字しか無く、

「を」はwo ではなく「オ」と発音されるので、wが付くものはwa

(わ)ひとつしか存在しない。しかし日本語の「わ」はwa ではなく

ua(ウア)と発音されるので、実際は日本語にはwは全く存在しない

ことになる。

ただし英語のwa を「ウア」と発音し(例 what)、 wi を「ウイ」

と発音し(例 week)、weを「ウエ」と発音し(例 wet)、wo

「ウオ」と発音しても(例wall)、なんとか通じるが、wu だけは

「ウ」と発音してしまうと、ほとんど通じない言葉になってしまう。

wood, wolf, woman等は全てw+u の発音で始まるので、「ウッド」

「ウルフ」「ウーマン」では通じない。「ウ」の前に w を付ける必要

がある。w の使用頻度は5.3%、すなわち100の単語が使われ

ると、wの発音が5回以上出てくるので、w の正しい発音 を習得し

ておいた方が良い。


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