英語のwの発音は日本語に存在しないが、それに気付かない人が多い。
すなわち日本式の異なる音の出し方がwであると思い込んでいる人が
大半である。日本語の「ワ行」には「わ」と「を」の2文字しか無く、
「を」はwo ではなく「オ」と発音されるので、wが付くものはwa
(わ)ひとつしか存在しない。しかし日本語の「わ」はwa ではなく
ua(ウア)と発音されるので、実際は日本語にはwは全く存在しない
ことになる。
ただし英語のwa を「ウア」と発音し(例 what)、 wi を「ウイ」
と発音し(例 week)、weを「ウエ」と発音し(例 wet)、wo を
「ウオ」と発音しても(例wall)、なんとか通じるが、wu だけは
「ウ」と発音してしまうと、ほとんど通じない言葉になってしまう。
wood, wolf, woman等は全てw+u の発音で始まるので、「ウッド」
「ウルフ」「ウーマン」では通じない。「ウ」の前に w を付ける必要
がある。w の使用頻度は5.3%、すなわち100の単語が使われ
ると、wの発音が5回以上出てくるので、w の正しい発音 を習得し
ておいた方が良い。
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