次のような記事を見つけ、面白いなと思った。
そういえば、同じようなお隣の国の昔見たネタで、オレオレ詐欺の音声データも本人そっくりの生成AIデータで再生するなどの犯罪があるらしい。
彼の国ではお金になることなら積極的に突き進む方が多いと聞いてはいたが、最新技術も「使える」とあらば、それこそ色々な方面で使われている。
また、以前も下記のようなサービスのニュースがあったことを覚えていました。こちらは犯罪とは無関係ですが、賛否両論のサービスのようです。
どんな技術もプラスの側面とマイナスの側面を持っているので、新しい技術が登場すれば犯罪に利用されることもあるというは仕方がない (抑止が難しい) ことなのかも知れない。犯罪ではなくても、「倫理的に」正しいことなのかどうかの判断は難しいものも多い。
さて、現時点の生成AIで作られた画像や動画は、まだホンモノとは異なる点を見つけることができるが、技術なんて停滞したままであることは殆どなく、本当に近い将来はホンモノと遜色のない再現が可能になってくるのでしょう。
日本では VTuber など 2D/3D アバターを使った配信が一部の界隈で人気がありますが、このようなアニメ調のアバターを推す人たちを揶揄する人も居るようですが、では実物と遜色がない姿ならどうなんですかね。リアルな人に見えて中の人の性別や容姿、年齢がかけ離れていても、あくまで「仮想」の存在なので問題ないのかも知れません。
ホンモノとニセモノの違いって何なんでしょう。過去、品質には定評のあった日本製の製品のパチモノが海外で売られていたが、多くの低品質品に混じって高品質なものも含まれていたようです。本当にブランドだけが違うというような。
動画の先やネットの先に居る存在に対して、本当に現実味があると感じ、仮に実態がなかったとしても、それで心が癒されたりするのであれば、それはそれでいいんじゃないかとも思えます。もちろん犯罪に使うのは憎むべきことです。
そうでなければ目にするもの、耳にするもの、感覚でさえも「作られたもの」を現実と感じるような世の中がすぐそこまで来ているのかも知れません。それによってもたらされる体験はニセモノなんでしょうか? それともホンモノなんでしょうか?