金曜日はとあるプロジェクト (アジャイル開発) のスプリントレビューだった。開発リーダーである私は兎に角喋りっぱなしで、それでなくとも逆流性食道炎で荒れている喉が余計に痛くなった。
とりあえず、プロダクトオーナー (責任者) から合格を頂き、スプリントは無事終了。
スプリントレビューに続いてレトロスペクティブ (反省会って奴) も同日に行うため、ファシリテーター (司会) の私は約 2 時間喋りっぱなしだ。
そのせいかどうかわからないが、金曜日の夜は、最初胃が痛くなり、続いて胸全体、そのうち背中まで痛くなり、これはまずいと思って早めに布団に入って寝ることにした。どうせ、土曜日は逆流性食道炎の薬がなくなるので、病院の予約をしてあった。
土曜日の朝は、とりあえず起きてみたところ、痛みは何とか消えていた。ただ、少し胃がムカムカしてちょっと吐き気がする。多分、胃液か膵液のせいだ。
朝食は食べずに薬だけ飲んで病院へ向かった。9:00 からの予約だったので、8:30 頃病院へ着くように出かけた。
朝早い時間なので意外に病院の待合室に居る患者は少ない。とりあえず、待っている間は暇なので、出かける時に本箱の片隅に置かれていた本をカバンに入れたのだが、何だったのか思い出せない。カバンから取り出してパラパラとめくってみると、『マンガ 老荘の思想』だった。
とりあえず、時間が潰せればいいやと、読み始めた。待合室は、弱冷設定でエアコンが入っているのか、少し涼しい。家とは大違いだ。私はキツイ冷房は苦手なので、これくらいが丁度いい。病院なので少なくとも強めにはしないのだろう。
暫く本を読んでいると、自分の名前が呼ばれた。バッグに本を仕舞い、診察室へ向かう。コンコンとドアを軽くノックしてからドアを開けて診察室に入る。
先生に番号札を渡して、椅子に座る。
「どうですか?」
と先生に最近の状況を効かれたので、正直に昨日の晩の様子を答えた。先生はう~んと唸る。
そのあと、更に 1 週間前にあった吐こうとして吐けず、逆流した液で唇が腫れあがったことを相談した。
「うーん…、胃液ではなくて膵液の方かな、多分」
先生はそう言うと、処方の画面をじっと見つめて、マウスで操作し始めた。
「薬を変えてみましょう。粘膜保護の薬と、漢方薬も別のにしてみましょう」
私は判りましたと答え、先生にお礼を言うと診察室を後にした。
また、待合室へ戻り会計待ちの間、本を読む。
「○○さ~ん、○○さ~んっ」
と名前がフルネームで呼ばれる。
「はいっ!」
と返事をして本を仕舞い受付に行き、会計を済ませる。保険が効いているのでこんな少額で済むのはありがたい。
病院を出て、薬局へ向かう。薬局も待っている人はおらず、受付で処方箋を渡した。
とりあえず、薬局では頭上の TV をずっと眺めていた。今日明日は少し天気がぐずつくが、来週はやっと晴れ。気温が一段階暑くなるそうだ。…たまったものではない。
名前が呼ばれ、カウンターで処方された薬の説明を受ける。今日は新しい薬がでているが、どんな状況か? と薬剤師の方からヒアリングを受け、丁寧に説明する。薬剤師の方は「分かりました」と答え、薬の説明を始めた。
薬の会計をする。軽く 3,000 円を超えていた。まだ、5,000 円に届かないだけましか…。
病院の地下駐車場兼駐輪場に置いておいたスクーターの所へ戻る。シートボックスに処方された薬を入れ、エンジンを掛ける。いつもはこのままドン・キホーテ UNY へ寄って、SUGAKIYA でラーメン食べて、買い物して帰るのだが、今日はどうもスクーターのハンドルが取られるのでバイク屋で見てもらうことにする…と言うか後輪の空気が抜けてきているので、空気入れてもらうつもりだ。
とりあえず、病院を出てバイク屋へ向かう。
「こんにちは」
と挨拶をして、店内に入る。
「すみません、誠に申し訳ないのですが空気入れてもらうことできますか?」
「イイですよ、裏へ持ってきてください」
そう言って、店の奥へ戻って行く。私は店を出て、スクーターを引いて店の裏手に回る。
「あぁ~だいぶ減ってますね。空気の方じゃなくてタイヤが…、あっ後輪はもうツルツルですね」
「そろそろ変えないとダメですかね…」
「ええ、危ないですよ。良く止まれますね…(笑)。そうそう、今月 26 日からまたタイヤ価格が 3 割アップです…(苦笑)」
「検討します…」
そう言って、空気だけ重点してもらった。
きっちりタイヤが空気でパンパンになっていると、移動も軽い。私は店主にお礼を言って店を離れた。
う~ん…、タイヤ、変えないとだめか。もう 50cc の原付は販売停止してしまっているので、このまま乗るならば早めにタイヤ替えないとだめだなぁ…また金かかるかぁ…。
…そう言えば、車のタイヤも替え時と言われていたんだった。今年は乗り物関係で出費が嵩むなぁ…。車も叔父から買い取って、もう 10 年くらい載っているし。
そんなことを考えながら、家へ向かった。