家康曰く「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」とのこと…。はぁ、はぁ、と息遣い荒く、ずっと歩いてきたような気がする。私の人生はまだもう少し続くのだと思っている。それでも、人の運命なんてどうなるものかわからないのだから、今できることを一生懸命やり続けるしかないわけで。そこには諦めとか、自暴自棄とかとは違う、一歩一歩足を前に進める勇気と気力が必要と思っています。
後ろを振り返れば、後悔だけの人生だけれど、それでも前を向いて進まなければ、生きている価値が無くなってしまう。この先どんなことが起こるかわからないけれど、歩を前に進める勇気を人は持っているはずであると信じて疑わない。判断に迷ったって、そしてその判断が時に間違ったって、それですべてが終わりじゃない。この自分と言う主人公が物語の、壮大なお話が喜劇になるのか、悲劇になるのか、演じている本人にさえ分からない。自分の役割を演じきって、初めて振り返りができるのだろう。だから今は、一歩一歩重い足を前に進めるのだ。
苦労人だった親を見て育ってきた。両親は決して幸せな一生ではなかったかもしれない。その親に胸を張って頑張ってきたことを報告できるように、重い荷物を背負いなおす。この役割は自分以外にはできないのだ から。