丁度、三連休の初日の 2/9 (土)、弟に病院へ迎えに来てもらい、自宅へ戻ってまいりました。入院が、1/30で、手術を 2/1 に予定通り行い、約10日間での退院です。いやぁ、退院日当日も色々あったのですが、それはまた別の機会に書きます。
調子は…と言うと、やっぱり手術跡が痛いです。動くと特に。あと、胃を半分切除したので、あまり食べられません。病院では「半分を目標に」と言われていて、自分でも胃が半分なら半分食べられるだろうと思った病院食が全然食べられらくなったことに唖然としました。
退院前に専門の看護師から帰宅後の栄養説明を受けたのですが、基本的には主食は「パン」か「おかゆ」。油物はダメ。キノコ類、海藻類、生ものもNG。繊維質のものもダメ。野菜は生でなく茹でたもの。毎食半量で、10時と15時の間食を合わせて5度の食事を推奨とのこと。とは言っても、殆ど自炊せずに外食していたので、こう制限をつけられたらちょっと困ってしまう。一応、介護食のようなレトルトのものも進められ、パンフレットを1冊頂いた。
とりあえず、退院の帰りにドラッグストアのクリエイトへ寄ってもらい、食パン、介護食のおじや系とおかず系をいくつか、カロリーメイト、ゼリー飲料、野菜の代わりに飲むと良いと言われた野菜ジュースを買って帰ってきた。とりあえず、お昼は介護食の「牛丼風おじや」を「半分」レンジでチンし、野菜ジュースを飲んだ。これだけでも私の胃は悲鳴を上げたいらしく、少し痛みが出た。また、食べてもすぐには横になってはいけないと言われていたので、足はこったつの中、両腕で背中を支えて少し上方へ反るようにして一休みした。
お腹の数か所の手術傷が痛む。うち1か所はまだ抜糸していないせいか、すこし突っ張った感じだ。もう、切ってしまったものは元には戻らない。食生活習慣を変えるしかないというのが、胃切除後の基本なのだ。あの懐かしい吉野家の牛丼特盛・生卵・味噌汁付きを今後食べることはないだろう。どちらかと言うと食べる方だった私は、今は少量でも胃が苦しくなる現状へ何とか慣れないといけない状況にある。
それでも、胃がんになって、手術をして、まだ死なずに済んだ。これから先、生きて行くうちに、何か楽しいことを見つけてゆこうと前向きに考えることにした。ステージが進行していなかったので、術後の抗がん剤の服用もないことは、せめてもの幸福に違いない。それでも、「食」という一つの愉悦が明らかに色あせてしまった人生も、私の中では次第に色あせていくように感じられた。