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坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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免許更新の通知が届いた。

自分で言う事ではないが、
俺が車の免許を持っている事が意外過ぎる。
意外過ぎて草。


ペーパードライバーと言う言葉が存在するが
なんというか俺はそのさらに上をいく、
『令和のNEOペーパードライバー2nd Seoson』
に突入している気が、しなくもない。


この、何を持ってしてからが
2nd Seosonなのかは定義が曖昧なのだが
首都高を暴走して事故をしかける夢を
3回見ると、およそ2nd Seosonの幕開けだと
踏んでいる。



ちなみに俺は8回見た。
3rd のオープニングが鳴り始めている。


しかしながら、ゆくゆく大きな所得を得た場合、
俺はここぞとばかりに、これ見よがしに、
着の身着のままに、レクサスを買う。
そしてペーパードライバー講習を受ける。
これは若かりし頃の自分と約束している。



若かりし頃の自分と言えば、
俺は昔からずっと思ってる事がある。

『9月なのに暑い』という驚嘆の声が
今年もあちこちに散見される訳だが
ノンノンノン、9月は暑いのだ。

涼しくなるのは10月の2週目から!
と、俺は毎年毎年、ややご立腹気味だ。
若い頃から常々心の中で皆を諭している。


俺はどうにも、
季節における気温のイメージとそのギャップに
嘆いている人を見るとムズムズするのだ。


3月なのに寒い、ああそうさ。
思い出してごらん。例えば
今年の5月、めっちゃ寒かったよ。
もう忘れてるだろう?
5月めっちゃ寒かった。
3月はおろか、5月も寒いんです。

ともすれば、9月はなんとなく
夏と秋のバトンタッチ感をイメージしがちだけど、
9月は全然バトン渡さないよ。
ガッチリ夏のバトンキープ。
腕の血管浮き出てるくらいにホールドしてます。
つまりは、
9月もめちゃくちゃ暑いんです。

ただ10月の2週目から秋が痺れを切らして
強引にバトンを奪い、急激に寒くなるから
身体には気をつけようね!

それはなんとなく、昔地元の
秋のだんじり祭りに参加していたから
肌がしっかりと覚えてるんですよねぇー。



10月の2周目と言えば、Team琳子の
MINAMI WHEELの出演が決まりました。

本格的に活動を開始してまだ1年足らず、
色んな人の応援もあって叶いました。
ありがたいです。

去年は3人で見に行きましたね。
まだ全然バンドセットで
ライブもしてなかったし、
ようやくホットミルクをサブスクで
リリースしたくらいかな。

来年は出よう!と息巻いて、
そこからTikTokを初めて、
ラジオでオンエアされたり、
ミニマムながらも、色んな人を
巻き込んでいけてると思います。


この通称ミナホというライブイベントは
関西のインディーズミュージシャンには
登竜門のような、格式のあるイベントで、
誰しもが第一目標にするヤツですね。

僕も20代の頃、出たくて出たくて、
ようやく出られたのは2014年だっけかな。
このブログにも残ってますよ。
初めて出られた感動と躍動みたいなものを、
丁寧に綴ったことを覚えています。
10年も前です。笑ってしまいますね。


というか、俺も池辺涼真も、音楽に対して
しつこいですよね〜ほんと。

どんだけ喰らいつくねん。
でも、それが楽しいねん。

というか何も、琳子の活動に関しては
ライブに出たい!
とか元々そうゆうのではなかったんですけどね。

あくまで琳子というアーティストの才能を
世に知らしめるべく、Teamを組み、
合理的な考えの末、俺と涼真が
ライブのサポートをする事になったんですが、
いざ始まるとやはりバンドって楽しいですね。

ちゃんと負けたくない。
あの頃を思い出します。

ただ
あの頃と全く違うのは、フリーターではなく、
既に俺が作曲家として生きていけてる事。
音楽の知識が膨大にある事。
それがあの時の自分とは雲泥の差と
言って良いほど違うから、
自分自身が頼もしい瞬間がめっちゃあります。

その、あの頃のままであるという
同列的思考と、俯瞰的思考が織り混ざって、
不思議な感覚のままステージに立ってますね。


涼真ともずっと仲が良いと思います。
というかお互い思うことがあっても
仲が良い方が物事が良い方向に動くことを
知っているから、あまり口出ししないんですよね。そもそもお互いの経歴をリスペクトしてるし。

関西で誰よりもドラムを練習したって
言い切りますし、実際俺もそう思う。


お互いバンドマンの頃、大人に
ボロクソに言われてきたからね。


とまぁ、最近はステージにも立ってるんですが、
バンドマンの頃とは違って、
すっかりちゃんとした時間に寝て、
ちゃんとした時間に起きて、
税金を納めて、みたいな、自分の
社会不適合な部分が削げ落ちてしまっていて、
それは勿論良い事なんですけど、どこか
寂しかったりもしたので、これを機に
やや社会不適合な部分を取り戻したいですね。
(取り戻すなそんなもん)



社会不適合と言えば、
まぁ自分の中に宿る
唯一の社会不適合要素と言えばやはり
酒なんですね。
酒ばっかりは本当にやめられない。
酒のためなら食事量を減らす事が出来るくらい
酒ファーストな人生なんで、やはり
たまに歯止めが効かない時があります。





はい。


最近やっと自分に似合うバケハを
見つけたんですけど、失くしました。
(¥15000)



一体全体、どうやったら
帽子って失くすことが出来るんでしょう。
自分でも甚だ疑問です。

財布でもスマホでもなく、
帽子です。
一度被って外出したら、
そこからは肌身を離さないで有名な、
帽子。



俺ね、頭がデカくて、
安いバケハ似合わないです。
やっと見つけたんです。
そこそこ良いブランドの、バケハ。
今どこにいますか?
風に乗って、国境を越え、モルディブとかかな?

良いご身分ですね。




まぁただ一つ言える事は、
友達と入ったコンカフェで気分が良くなって
年甲斐もなくショットを飲んだりしたことに
よる記憶の喪失が原因。ですかね。

後半の記憶が、ない。


我が生活の中に唯一宿りし社会不適合要素、
此処に有り!!




しかもその友達は酒を飲まないので
帰り車で送ってくれたんですよね。
その時までは被ってたらしいです。

それで、自分の家の最寄りのコンビニで
降ろしてくれたらしく、
そこから自分の家は30mくらいですね。


その僅か30mの間で、どのようにして
お気に入りの帽子と決別を交わしたのか、
1mmも想像がつきません。




はい。まぁ、買い直しますけどね、
あの頃よりも多少お金があると言っても
¥15000は、1回の駐禁代じゃないですか。

勘弁してくださいよほんと。
僕、ペーパードライバーなんで、
そんなところ停めた覚えないです。


あ、そう言えば免許更新の通知が届きましてね、





おわり












今年の春からDTMを用いた
作曲レッスンなるものをしている。


僕もプロなので、初心者〜中級者くらいの
方には、それなりの指導が出来るという自負がある。


いやはやしかし、いざ
教えるとなるといちいち言語化するのが難しい。
もっと頑張らねばという気概のもと、
その日もレッスンのため我が事務所へ向かった。


5月って普通にあっち〜などと思う傍ら、
やっと事務所に着いたその瞬間に
自分が犯した最大の過ちに気付いた。







PCを自宅に忘れた。








PCって、知ってます?


そう、パーソナルコンピューター。


通称パソコンという名で知られる、
超便利な、機械です。


そしてDTMというのはですね、
デスクトップミュージックの略なんですわ。

デスクトップなんて小洒落た単語が
入っちゃってるんですわ。


それはそれはもう、
パソコンが無いと成立のしない、
かなり密接した関係なのです。

競馬にとっての馬、
オセロにとっての盤、
田舎にとってのクソデカイオン、


そんな感じなのです。




そして瞬時にしてよぎる、
家に取りに帰る以外の怠惰な選択肢。


・PC無しでも教えられるのでは、、?


そうです。当然生徒の方はPCを持ってくるのです。つまり僕は口頭で作曲作法を伝え、それをその通り生徒さんは己のPCで実践してもらえれば、
それもそれで列記とした授業です。
しかし、例えばそれが1回目の授業だとしたら、
『この方は口頭スタイルなんだな』と
ストロングスタイルで相手を押し切る事が可能ですが、3回目なんです。
3回目にして急に手ぶらの講師ときたら、
それはもうかなりの違和感と不信感と世界観を
生み出すに違いありません。
そのあまりの世界観に耐えかねた生徒から
もしかして忘れました?などと疑いをかけられようものなら、
食い気味で『はい?なんですか?』と
高圧的な態度で黙らすしかないのです。
そんな最悪な空気では、授業どころではありません。というか、シンプルに講師失格ですよね。
シン失です。



・事務所にある段ボールや余分なプラスチックで、なんとかPCっぽいものを作る


やはりPCが必要と来たらば、本物のPCでなくとも、例えそれがガラクタであってもさっきあげたケースよりかはマシな形で落ち着く気がします。
うちの事務所は結構DIYなところがあり、段ボールであったりなんか色々あったりするんですが
、それらを駆使して、見てくれだけはなんとかPCっぽいものを作り、決して画面は見せずに『ちゃんとPC使ってる風』を装いやり倒す。
しかし僕が使っているのはApple製品のMacで、
即興で作られたガラクタ偽物PCとの
あまりの落差からはたまた違和感と不信感と不快感とその他全ての感を覚えた生徒から
『え、それ、、なんですかそれ!?』
と聞かれたら
『よそ見してる場合じゃないでしょう。講師である私のPCに興味を持つ暇などありません。』
と、最上級のモラハラを部屋中に充満させるしかないのです。
即興で作られた動きもしないPCのような
何かを所持している変な人間が、
あろう事かちゃんと授業を受けに来ている人に
モラルハラスメントを行うなんてのは、
100000000対0でこちら側がキモいし
終わり中の終わりなので、
やはりこれも悪手なようです。


・買う


家にPCを取りに帰り、また事務所に到着するのに要する時間は、およそ1時間半程。
だったら、難波にある家電量販店で
新しいPCを買えば、ギリ間に合うのです。
しかしながら、まだ全然使えるPCを置き去りに、忘れたという理由で新しく買うPCって変すぎますよね。店員さんになんて言えば良いんですか。
『ちょっと家に忘れちゃって、至急必要なんです』、そんな富豪みたいなセリフは言えません。
そんな富豪みたいな理由でMacを買う人は、富豪以外に居ません。
そして生徒の人からも『PC買ったんですか?』
と聞かれた時に『そうなんです、ちょっと家に忘れてしまいましてね』
なんて言おうものから、この講師の授業に対する執着心の恐怖で押しつぶされるに違いありません。
例えば料理教科でカレーの授業があったとして、
その先生が全て具材を忘れた時に、全てインドからまた取り寄せるようなものじゃ無いですか。
それは違いますね。変な例えをしてしまいました。



ともかく、以上3つの思考を
約1分の間にぐるぐると巡らせた結果、
素直に謝罪し、開始時間を
遅らせてもらうという
判断をし、事なきを得ました。

申し訳ない。
本当に気をつけます。



あと、最後の変な例えは忘れてください。




















みなさまご機嫌麗しゅう。
近況報告でもします。


今月、お世話になってる作家事務所との
お仕事で東京に行く機会がありまして、
せっかくなら前乗りして
誰かに会いたいとの事で、カナブーンの
鮪君とマーシー君に会ってきました。


去年の一連の報道で、あまりにも
不憫に思った俺は深夜に関わらず
鮪君に愛を込めたLINEをしたんですが、
得てして文面でのやり取りでは
精神面での心配は拭いきれずにいて、
ずっと機会があったら会おうと
決めてたんですね。


もちろんマーシー君にも会いたかったですよ。
LOVESIXがまだ方向性を決めかねている時に
サポートベースでお世話になってましたし、
もちろん大好きな人です。


しかしまぁ、
ここにきてファンの皆が
一丸となってお2人を支えるぞ!
というのがSNSから垣間見れて凄いです。
それは、鮪君が残してきた『生き様』だったり、
人生に対する誠実さだったりの賜物だと
思います。


鮪君とはもう5年くらい会ってなかったんですが
LINEでのやり取りは定期的にしてました。
新曲を褒めてくれたり、
俺が逆にカナブーンの新曲を絶賛したり、
なんやかんやと。


それでも5年ぶりに会えることが決まって
胸が躍りましたね。
なにせ後輩及び弟子ですからね。俺は。

当日、鮪君が予約してくれた焼肉屋さんの
住所を見て、
ふむふむ、世田谷区ね
などと知ったような感じで乗換案内を
7分置きに睨めっこしては、
ついに世田谷駅に降りるも、
そこからその焼肉屋は徒歩35分と
驚愕の数字を突きつけてきた時は
流石に焦りましたね。


いや、単純に俺が最寄りの駅を
勘違いしてしまっただけの話なんですが。


競歩よろしくスピードで
世田谷を駆け回り、15分遅刻からの
5年ぶりの再会は、
いい意味で久しぶりな感じもなく
相変わらず毛布のような暖かい人でした。

マーシー君もきてくれて、
楽しかったです。

お2人は今のカナブーンの状況を
楽天的に捉えていて本当に安心しました。
まぁ、こんなにも沢山の名曲を
世に残し続けてるんですから、
鼻から俺が心配する余地もなかったんですがね。


という名目とは別軸で、
俺が今回こんなに素直に
会いたい、と連絡出来たのは
もちろんお2人の状況を
心配していたりもあったけど、
それよりも
紛れもなく俺だって音楽業界に
喰らい付いてるからなんですね。

20代は色々あったし、
『アイツはもう終わった』なんて
方々で言われてたと思うけど

その次の日だって、東京でアイドルの
Recの仕事があって、
作家活動もそれなりに結果出していて、
琳子という天才シンガーのプロデュースも
してて、なんというか、
いまだにお金はそんなに無いけど、
ちゃんと必死に音楽やってる。

だからやっと会えると思ったし、
実際鮪君も俺の近況をそれとなく
分かってくれてたから今回
すんなり会ってくれたんだと思う。


鮪君は優しいけど、厳しい一面もあるからね。
『別に昔からの知り合いでも
音楽やってない奴とは話すことがない』
って、きっぱり言ってました。

まぁ、そうですよね。
俺だってそうです。


冷たいって思われるかもだけど、
昔からの地元の友達とかは除いて、
音楽で切磋琢磨してきたやつらが
音楽をやめて、別の人生を歩んで、
それはそれで尊敬するけど
別に話すことは無いし
会いたいとも思わない。



実際、焼肉屋さんでは
思い出話に花を咲かす事なく
これからのこと、これからの音楽のこと、
たまに女の子のこと、
そんな感じでした。


アツイよね。

FUZZ時代の話とか、昔住んでた家の話とか
色々あるけど、
いくらお酒が入ろうが
思い出話とかどーでも良いんです。

今が全て。
今何をしているか、目は輝いてるか、
ワクワク出来ているか、人生における
重要な事ってそれ以外に何もないですね。


と言うわけで、
やっぱり尊敬出来る先輩の前では
永遠に後輩ムーブしてしまいますね。
ずっとヘラヘラしてました。甘えてました。
お肉、1枚も焼きませんでした。
マーシー君がずっと焼いてくれました。
いや、流石にぼく後輩としてヤバすぎるんで
焼かせてくださいって言ったら止められました。

後輩はただ食べるだけで良いって言われました。



いやはや楽しかったな。

近いうち、
我々が琳子を率いてフェスで共演しますよ。
それは絶対。



次の日は疾走クレヨンのレコーディングでした。
これまた初めての経験で、
自分が作った曲の歌入れ現場というのは
少し不思議な空間でしたね。

しかしながら俺はリーダーシップというものを
持ち合わせていないので現場の統率には
苦労しました。
というか、途中からペアの作詞家の人に
任せてました(おい)

そんな反省点も踏まえて、
これまた持ち帰るものばかりでしたね。



しかし本当に何も食べる時間がなく
初めて新幹線でお弁当を食べました。
新幹線でお弁当を食べるの、
なんかめっちゃ恥ずいんですよ。
でもそんなのどうでもいいくらいに
お腹が空いてましたね。



さて、音楽を続けます。