2019 | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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新作MVの打ち合わせ段階に入った。
今回は新しい監督さんに依頼した。
楽しみだなあ。


というのは、とびきりカッコイイ
曲だからだ。
自信のある曲に映像をつける
ワクワク感。
んで、この曲の製作で
2020年がスタートするというのが
結構嬉しい。


2019年は自分なりに出来るだけ
動いてみて何かこう、大切な事を
学べまくったし、沢山気づけた。



と言うわけで、
曲を振り返ってみようと思う。


1月は確か、
デイジーという曲を発表した。
今聴くとドラムの打ち込みが
絶賛下手なのと、もうちょい
トラック作り込めよ〜なんて
過去の自分に思う。
しかしこれは横着ではなく、
あの時の自分の全力なのである。


この曲は
おっちょやしょうこう等、
音楽を離れていった友達に
向けて歌った歌で、
自分にとってとても大切な歌だ。



そう、この頃はラブソングを
封印していた時期。
誰かに向けてなにかを歌いたい
タームに来ていた気がする。



そして2月は確か、まるで夢の中
という曲を書いた。

夢の中にいるような光景を
見たい、時代は確実に変わってる、
取り残されるな、と
自分を鼓舞する歌。

メロディラインがかっこよくて
気に入ってる。
まぁでも、この曲で爆発的に
売れる事はないだろうという笑
自覚もあった。


そして、今までの手グセから
脱却すべく転調にもチャレンジ。



この曲は倉坂さんに
ミックスしてもらった。
ありがたい。




2月は2曲書いた。
弾き語り専用で、
YouTubeにもUPした。
タイムマシン・ブルースという曲だ。


学生時代、理由もなく悲しくて
トイレにこもって一人で
泣きながらお弁当を食べていた、
そんな過去を持つとある少女に
向けて書いた曲。


真心を込めたつもり。


3月はパッションフルーツという曲を
発表した。


ハウアンみがあるんだけれど、
しかし確実にあの頃とは違う
何かがある、そんな気がする歌。
とてもキャッチーだけど、
これもドラムの打ち込みがなぁ。。
今ならこの曲を10倍良く出来る。


4月は製作はおやすみで、代わりに
あの娘はパンクというMVを
発表した。

この曲があったから、
ダンスチームのYouthの皆さんに
出会えた。ありがたいことに
振り付けも考えてくれて、
撮影はタイトだったけど本当に
楽しかった。

映像が出来た時
あ、ソロっぽい!と自分で思った。

もうバンドじゃないんだよ〜
そうだよ〜LOVESIXはソロだよ〜〜
という、1つのアピールでもあった。


この曲はオニオンナイトの
シゲさんがラインで
凄く良いって言ってくれた。
シゲさん元気かな。


この4月から、
Eggsとかに新曲をUPするスタイルは
辞めて、YouTubeやサブスクで
発表するようになった。



5月、この頃から胃の調子が
悪くなる。
これは6月半ばまで続く。
バイト先の悪環境と
今置かれてるプレッシャーの
W攻撃でやられてしまったのだ。

身長176cmにして体重が
52kgに突入した時は流石に焦った。

でもしっかり病院に行った。
恐らくストレスだと、
薬を処方してもらった。
(今はすっかりモリモリ食べてます)


思い返すと、この頃は
本当に思い詰めてて
結果を出さないと
本当にしゃれにならないという焦りが
目に見えて肥大して行った。


しゃれにならないのは
今もそうなんだけど
それよりも常にまとわりつく
胸焼けと食欲がないという状況が
つら過ぎて、こんな事になるなら
肩の力を少しだけ抜こうと思った。


いやほんと、辛かった。
友達とラーメン屋行っても
全く食欲なくて、
半チャーハンだけ頼んだけど
やはり食べれる訳もなく
ふた口だけ食べて友達に託したな。


後は湯豆腐を少し食べただけで気分が
悪くなったりした。
豆腐という消化に良い随一の食べ物を
もってしても。


戻りたくねえ〜〜。



6月は『しまった』のMVをUPした。


このMVはワンカットに
チャレンジして
映像と曲のマッチ具合に胸が踊ったな。

この時はこの曲をとにかく広めたくて
無料配布を作ったり、
MVで広告を打ったりした。


で、効果があった行動と
そうじゃない行動が判別出来た。


胃の具合も落ち着き、
7月は『雨上がりのオレンジ』という
曲を発表した。

これに関してはブログで
結構書いたな。

なんにせよ、コラボも初だし、
女性の音域を加味しての作曲も
初だし緊張したけど、
良い曲になったと思う。

そういう男女ツインの勉強は
自然とAwesome City Clubとか
フレンズを聴きまくってたから
出来てたのかな?


ポンちゃんとのレコーディングも、
ジャケット撮影も楽しかったな。

良い声してるよな〜。


倉坂さんや周りのバンドマンも
褒めてくれた。
特にマーボーと、
OKOJOのまつしたくん。

まつしたくんからはこの曲は
米津玄師にも負けてないという
僕にとって最強に嬉しい言葉も頂いた。


たまに聴き返すと、
本当に良いなぁ...と我ながら
しみじみしてしまう。



8月は少し肩の力を抜き、
ツイッターにあげれる限界の
曲を書こうという自分の中で
企画モノっぽい作曲をした。

ツイッターは2:20が限界なので
なので2:20ぴったりの曲を書いた。
2:20ぴったりの曲!すごい!
なんて声はなく、
反応はそこまで無かった。笑


ま〜それもツイッターの
面白いところ。
皆さま正直者でらっしゃる。
反省点は次に生かす。


9月はMV撮影。

何もかも手探りで
思考を凝らした撮影。
撮影チームとディスカッションしながら
スムーズに進んだ。
本当に楽しかった。
残暑でクソ暑かったけど。笑


10月は--wakusei--という曲を
サブスクで発表した。
これは自分だけの声じゃ物足りたくて
みかこにコーラスを頼んだ。

皆が皆、俺の一声で
スケジュールを空けてくれるんだよ。
本当に嬉しいし助けられてる。


この曲は、いわゆるトラップビートに
チャレンジした。
トラップビートというのは、
分かりやすく言うと半端ないくらい
ハイハットがチキチキ鳴ってるジャンル。

海外では2年前くらいから流行り始めて
日本でも取り入れる人が増えてたので
やってみた。


この曲は弾き語りでよく演奏してる。



11月はギミーギミーのMVを
発表した。

この曲で判明したものがある。
あえて分かりにくくいうと
ツイッターとYouTubeの乖離。
これは今後教訓だ。
俺だけの問題じゃなくて
SNS頑張ろう!と謳ってる
ミュージシャン全員。


なんにせよ、今までのMVで
1番賞賛されている。
コメント蘭全部嬉しすぎ。

格好良さにパラメータを全振りしたので
この手法は間違っていないと思った。



そしてこのタイミングで
冒頭に戻るのだが、
それらを凌ぐカッコいい曲が出来た。


今年は辛い時期もあったけど、
沢山良い曲が生まれたし
収穫というか、気付いた事が多かった。

で、1番大切だと感じたのは
毎回全力を出すという事だ。
まぁ、当たり前なのかもしれないけど
作曲というのは慣れてくると
全力の定義が曖昧になってくる。

でも、全力を出した。
上記に挙げた曲全て、
俺はその時の全力を血眼になって
ぶつけている。どの曲も
パソコンとにらめっこしながら作った。


そうする事によって
次の発想の種が生まれる。


手グセを繰り返したり
自分の正攻法みたいなものに
頼るのはよくない。

例えるなら
かってぇ壁をドリルで
穴を開けていく事が大事なのだ。




だから俺は今、
カッコいい曲が浮かんで
それを希望にして生きれている。




相も変わらず楽しみだ。




明日は製作はお休みにして
友達とパワースポットに
行ってくる。



良い状態で2020年を迎えたいんだ。