サッカー観戦 | Howdy from China !!

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香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
☆香港情報もありますよ☆

深圳に日本人選手のいるサッカークラブがあるのをご存知ですか?
その名も「深圳红钻足球倶乐部(Shenzhen Ruby Football Club)」!
監督はあのフィリップ・トルシエさんです。

このサッカークラブ、2004年に開幕した中国超級リーグ(日本のJリーグみたいなものですね)でいきなり初年度チャンピオンになったスゴイチームなんです。
昨年まで元ジェフユナイテッド・市原所属の巻選手がいて、現在は同出身の楽山選手が活躍されていますよ。

サッカーに疎い私ですが、初スポーツ観戦してきた時の様子をご紹介します。

深圳ルビーフットボールクラブのホームスタジアムは宝安体育場。
地下鉄「宝体駅」を出るとすぐ見えました。
この辺りは新興住宅地なのか、綺麗な高層マンションが建ち並ぶ以外はスタジアム以外視界を遮るものがなく、空が一層広く見えます。

日本だと試合のある日は、最寄駅を出たところや入場エリア近くにテイクアウトフードの出店があるのに、ここには駅そばのモール以外特に見あたりません。
私のような素人スポーツウォッチャーには、屋外で食べるB級グルメが楽しみだったりするんですけど。。
聞くところによると、スタジアム内へは飲食の持ち込み禁止で、中ではドリンクのみ販売されていました。

というわけで、モール内のファーストフードで腹ごしらえしてから入場しましたよ。

チケットのもぎりの方もそうでしたけど、客席を案内するスタッフが軍人のようないでたちで少々ビックリします。
まだ試合開始前の練習中の選手をボンヤリ眺めていたら…え?犬?

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やはり軍隊らしき人が目の前を、人類が作出した犬の最高傑作と名高いジャーマン・シェパードを連れて何往復も練り歩いてました。
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威嚇されてる…ナゼ?

今度は遠くの客席に目を向けると、チームカラーではないユニフォームに身を包んだ団体が。

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どうやら、観戦中に興奮して暴徒化したサポーターを鎮圧するために控えているんだそうですよ。
気軽にサッカー観戦♪と思ってきてみたら、結構物々しいんですねぇ。。

10年程前、たまたまチケットを戴いて観戦した天皇杯の、あの国立競技場のピンと張り詰めた空気と清々しい緊張感とはまた別の感覚です(笑)。
あの時は目の前のフィールドで走っているサッカー選手が羨ましくて、私も飛び込んで駆け回りたい衝動に駆られましたが、もしこの宝安体育場でやってしまったら、あの軍用犬に瞬殺されちゃうんでしょうね…。

さて肝心の、孤高の日本人プレーヤー・楽山選手を探してみると ーーー。

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いましたいました。中央の金髪の方ですね。
同じアジア人の中国選手の中に混じっても目立ちますねー。

試合観戦で面白いなと思ったのは、各選手について不勉強ではあったのですが、せっかくパスがきてるのに守備範囲を外れるとボールを追いかけない、意外にスタミナ切れの早い黒人選手がいたり、審判の目を盗んでかなりエグいタックルやキックをする選手がいたり…
TVのカメラワークで観戦するのとはまた別の、ライブならではの発見と興奮があります。

そんな試合中でも、この方のおかげで緊張感が舞い戻りますケド。。↓
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暴徒化した際の犯人探しのために録画しているようです。。
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この人たちの威厳が功を奏したのか、暴徒化する人はいませんでした♪


深圳ルビーフットボールクラブのホームでの今季ラストゲームは今週末の20日だそうですょ。
皆さんも是非♪

宝安体育場(簡体字: 宝安体育场、英: Bao'an Stadium)
アクセス: 地下鉄羅宝線「宝体駅」すぐ
深圳红钻足球倶乐部 ☞ http://www.shenzhenruby.com/#