懺悔の瞑想 | TOMOKO.U

TOMOKO.U

~ヴィパッサナー瞑想でおだやかライフ~
イライラ子育てが変わる・こころの処方箋
我ながら赤面ものの記事多数ですが成長の証としてあえて残しておきます。

お釈迦様の初期仏教には


〝ヴィパッサナー瞑想〟と〝慈悲の瞑想〟があって


その他にも色々な種類の瞑想があるのだそうですが


私が最近注目しているのは〝懺悔の瞑想〟です。



誰かに何かをされて、イヤな気持ちになった時が、グッドタイミング。


〝起きた現象を因果法則にのっとって理解する〟練習をするのにも


そのシチェーションは、ものすごく適していると、私は思っています。



例えば、朝早起きして作ったお弁当を


子供に、「美味しくなかった」と言われて


ちょっとムッとした時。


夕食の片付けがすっかり終わった後に


シンクにそのお弁用箱が置かれてあって


ふざけんなよむかっと怒りに火が付いた時。


子供に「自分で洗いなさい」と言ったら


「は?そんな時間ないし」と返事が返っきて


なんだとむかっと怒りが爆発した時。



これを因果法則にのっとって考えれば


私が子供にされた事は、せーんぶ


過去に私が自分の母親に対してやったことで


ムッとした程度の怒りから、爆発的な怒りまで


自分の心に起こった怒りと同じだけの量の怒りを


私はかつて、母親の心に引き起こさせてしまった


・・・という解釈になるのです。



実際、私は母親の作ったお弁当に対して


同じような反応をした覚えがありますし


やろうと思えばできるのに母親にお弁当箱を洗わせてもいました。


何十年も経って、自分が母親と同じ立場になってみてやっと


「あの時、母はこんな気持ちだったんだ」と気づかされるのです。



そんな時は、誰でも、多かれ少なかれ


「申し訳なかった」という気持ちになるでしょう。


その気持ちに焦点を当て、徹底的に謝罪をするのに


〝懺悔の瞑想〟は、とても良い手段だと思うのです。



子供達のしたことによって、心に怒りが生まれた時は


そのたびに母を想い、真剣に〝懺悔の瞑想〟をする。


心をきれいにするためには


色々な角度からのアプローチが


必要なんだなぁ・・・と実感しています。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:生きとし生けるものが幸せでありますように*☆*:;;;:*☆*:;;;: