無人潜航艇エコー・ヴォイジャー | 鳳山雑記帳アメブロ版

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※ この記事は旧ヤフーブログにおいて2016年12月31日にアップした記事の転載です。前回水上ドローンの記事を書いたので参考までに載せておきます。

 

 

 攻撃型原潜であれ従来型のディーゼル潜水艦であれ、戦術潜水艦の任務は複数あります。一つは当然ながら敵潜水艦や水上艦艇への攻撃任務。第2次大戦中盛んだった敵海上補給路、通商路に対する通商破壊作戦。最近では機雷敷設任務も重要になってきました。

 

 それらの他に、重要な任務の一つとして哨戒任務があります。しかし原潜ならともかく通常動力潜水艦が何カ月も哨戒任務に就く事は乗員の疲労もありほぼ不可能です。ところが無人機ならそれが可能になると考えた者たちがいました。その中の一つ、アメリカ軍は潜水艦による哨戒任務を無人潜航艇で賄おうとしています。

 

 米海軍無人潜航艇のひとつ、エコー・ヴォイジャーは恐るべき能力を持ちます。全長15.5m。大量の燃料とデイーゼル発電機をもち6ヶ月間自律的に哨戒任務を続ける事ができます。航続距離7500浬。必要なら浮上して充電、酸素が必要ありませんから深く潜ることもできます。連続潜航時間はそれこそ電気の続く限り。

 

 自動的に敵水上艦や潜水艦を追いかける事ができます。敵にとっては嫌な兵器でしょうね。将来的に無人潜航艇に魚雷を搭載したら有人潜水艦は要らなくなるかも?まあ機械がする事ですから故障もあり、有人潜水艦がなくなる事は無いと思いますが…。

 

 日本の海上自衛隊はどれくらい研究が進んでいるのでしょうか?世界の潮流は無人偵察機に対地ミサイルを積んで攻撃任務に使い始めています。プレデターやリーパーが代表例。リーパーなどはヘルファイア空対地ミサイルなど最大1.7tも搭載できる凶悪さです。無人機にとどまらず無人兵器が戦争を変えるとまで言われています。日本も世界の動きに遅れないようにしないといけません。