世界の潜水艦発射用長魚雷 | 鳳山雑記帳アメブロ版

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 たまたま海上自衛隊の装備する潜水艦発射用長魚雷18式魚雷の性能が気になってネットで調べたんですがほとんど分かりませんでした。さすがに軍事機密なのでおいそれと公表できる代物でないことは十分承知しています。それでは世界の主要長魚雷はどうなのかと調べてみました。

 

 自衛隊の89式と18式弾頭重量は推定です。300㎏以上あるかもしれませんが最低でもアメリカのMk48程度はあるだろうと思ってつけた最低数値です。ちなみに魚雷には主に潜水艦から発射する対艦攻撃用で大型の長魚雷と、航空機や艦船から発射し潜水艦を攻撃する短魚雷があります。短魚雷は直接発射する場合もあれば、アスロックや07式垂直発射魚雷投射ロケットの弾頭として使用される場合もあります。

 

 余談ですが、アメリカのMk60キャプター機雷は弾頭にMk46短魚雷を搭載しており、近くを敵艦船が通ると自動発射・追尾して命中するという凶悪無比な兵器です。日本の誇る91式機雷は、機雷そのものが敵艦船を自動追尾していくという送りオオカミのような恐ろしい兵器らしいです。機雷のほうが魚雷よりさらに軍事機密なので実態が分かりません。

 

 イギリスのタイガーフィッシュとスピアフィッシュの最大深度についても、一応タイガーフィッシュの開発段階で軍は最大深度660m以上を要求したものの達成できず440mで妥協したので、次のスピアフィッシュでは660mを実現できたであろうと想定しての数値です。

 

 あくまで一般論ですが、西側の魚雷は比較的低速であるが精密誘導できて当たりやすい、ソ連のシクヴァルは200ノットと驚異的速力を誇るが射程が短く命中精度はそうでもないと理解しています。シナや韓国の魚雷に関しては資料がなさ過ぎて分かりませんでした。