備えあれば憂いなし、本来ならもっと大々的にシェルターを整備すべきだった | 鳳山雑記帳アメブロ版

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東京都がミサイル攻撃に備え「地下シェルター」…麻布十番駅に整備方針、長期避難も視野

 日本人の平和ボケと危機感の欠如からだと思いますが、日本は核攻撃に備えた地下シェルターをほとんど整備していません。本来なら少なくとも首都東京くらいは最低限住民の半分くらいは収容できるシェルターを建設しておかなくてはなりませんでした。
 
 それは別に専門の施設というわけではなく地下鉄を工夫して放射能を遮断する防壁扉や長期滞在できる水・食糧・医療品などの備蓄を普段から整備しておくことだけで良かったはず。詳しくは知りませんが、今でも災害に備えて少量の備蓄はあるという話もあります。そういう将来設計で地下鉄を建設しておけば今更慌てて地下シェルター整備に慌てる必要はなかったと思うんです。
 
 政治家だけでなく国民の責任でもありますよ。民主主義社会では国民のレベル以上の政治家が現れることはありません。戦後日本が安全を保てたのは日米安保のおかげなのに狂った平和憲法のおかげなどと本気で信じている者もいるくらいですからね。立憲共産党、社民党、れいわなどが議席を持っていること自体、本来は異常なことなんですよ。国防をおろそかにして話し合いで解決などと主張する連中がまともなはずない。
 
 話し合いで解決できるなら人類の歴史が戦争の歴史になるはずがないでしょう。まともな話し合いができないから戦争が起こっているんですよ。プーチンを話し合いで説得できますか?ハマスは説得できますか?フーシ派が説得できますか?世界には常識が通じないならず者国家やテロ組織があるんです。そんな連中に囲まれている日本はもっと真剣に国防を考えるべきだったと思いますよ。
 
 ようやく日本も防衛費を対GDP比2%に増額することを決めましたが、アメリカに言われて決めたのは本当に情けない。真剣に国を守る気がなかったと誹られても仕方ないでしょう。全国に地下シェルターを建設していたら公共事業にもなるし雇用も増え経済効果が高かったと思うんですよ。これに加えて地震に備えた公共施設の耐震工事も増やしていたら今のように土木事業者の深刻な不足という問題は起こらなかったはず。
 
 ところが民主党政権時代の「コンクリートから人へ」という間違った政策のおかげで土木事業者を目の敵にし、それは自民党に政権が戻っても今なお解消されていません。皆さん、東日本大震災で分かったと思いますよ。コンクリートは人を守るって。一見無駄な道路に見えても、災害が発生した時の救援物資搬入ルートになるケースもあったと思うんですよ。何が無駄かは災害や有事が起こらないと分からない。実際、八ッ場ダムは水害から下流を守りましたよね。ところが、わが熊本県は川辺川ダムの建設を中止したために球磨川大水害で50名を超える死者を出しました。これはわが熊本にとって痛恨事でした。
 
 核攻撃に備えた地下シェルターの整備は公共事業ですから経済的にも効果があると思います。不足した土木労働者が一朝一夕に増えるとは思いませんが、国民を守るためのコンクリートは必要ですから今度拡大することを望みます。