クソ主婦連 | ほうしの部屋

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 6月11日に全国的に展開された反原発デモに関しては、私も西新宿近辺の大集会を目撃し、しばし見物しました(下記メールに再録)。
 しかし、テレビ報道で、どこかの集会に参加しているクソババア集団の主婦連を見た時は驚きました。同時に憤怒の念がこみ上げてきました。
 主婦連といえば、1960~1970年代頃の、深刻化する公害問題に対する活動が印象的です。当時、子供だった私も、主婦連がこぞって企業に押し寄せる様を見て、女というものの根源的な醜悪さの一端を印象づけられた気がしました。それ以来、主婦連などという団体名はほとんど聞くことなく、後に数多出てきた市民運動やNPO活動などに三々五々吸収されて、消滅したのかと思っていました。
 ところが、先日の反原発デモで、思いっきり「主婦連」のプラカードを掲げる集団(ほとんどが暇を持て余したクソババア年齢ばかり)を目にしたのです。
 メディアもアホなもので、懐かしさもあったのか、その主婦連にインタビューなどしていました。主婦連のメンバーの一人のクソババアが「(原発事故の)怖ろしさで身震いして鳥肌が立ちました。もう無くしてほしいです」などとほざいていました。昔ならではの主婦連クソババアの常套文句で、笑止千万です。
 まず、メディアも含めてかなり専門知識を蓄えた人々でさえ、全容や今後の影響が確実には見えない現状で、なぜ、原発事故に対して「身震いする」ほどの怖ろしさを感じられるのでしょうか。煽り立てる三流メディアは別として、多くの人々は、むしろ、目に見えない(しかも将来的影響の明確でない)放射性物質や放射線をまき散らす原発事故に対して、その収束のメドが明確でないこともあいまって「漠然とした不安」を感じているはずです。それは、決して、生物学的に即座に鳥肌をもよおすような「身震いする怖ろしさ」などではないはずです。むしろ、「漠然とした不安」が長期にわたって持続することこそ、原発事故の抱える巨大で深淵な闇を象徴しているのです。
 それに対して、主婦連のクソババアの「(鳥肌が立つほど)身震いするような怖さ」という妄言のリアリティーの無さはどうでしょうか。こういう虚言を弄して自分の(別の方面の種々の)欲求不満の解消を図ろうとして群れているのが主婦連というものの実態なのです。
 そもそも、原子力関連事故や放射能に関して「身震いするような怖さ」などを本当に感じられるのは、よほどのキチガイか専門家です。あるいは、チェルノブイリ事故の現地へ赴いて、甲状腺ガンに冒されて死んでゆく子供の惨状を目にしたり、長年にわたって荒涼とした汚染地域を目にしたりした人々でしょう。しかし、そういう人々でも「身震い」など起こすでしょうか。むしろ、人類(文明)の罪といったものを(現代人である自分と重ね合わせて)深刻に受けとめて瞑目するだけでしょう。あるいは、原発事故と核兵器被害とを短絡的に結びつけて、広島・長崎などの原爆資料館あたりで目にした、被爆者の惨状をイメージして「身震い」することはあるでしょう。しかしこれは、原発事故と核兵器爆発を混同する幼稚な誤解にすぎません。
 たしかに、チェルノブイリ事故で初期に収束を図って現場突入した数十名の作業員や、東海村臨界事故で被曝したJCOの作業員などは、超大量の放射線を一気に浴びたため、その死にざまはむごたらしい姿だったようです。まさに「身震いするような怖さ」です。しかし、その死体のむごたらしい画像や映像は決して一般公開されていませんから、無知無教養な主婦連のクソババアなどが目にしているはずがありません。
 こうして検討してみると、反原発デモに参加してインタビューを受けた主婦連のクソババアの「怖ろしさで身震いして鳥肌が立ちました」という妄言は、いかにリアリティーを欠き、個人的な妄想を肥大化させ、自己満足にすぎない自分や自分が所属するクソ団体の正当性(イデオロギーもどき)をアピールするためだけの、無意味で無味乾燥な言葉であるかが、わかるでしょう。こういう言葉遣いに象徴されるのが、主婦連というクソババア団体の正体なのです。
 反原発デモには多種多様な人々が参加していました。幼い子供を抱えた若い女性も少なくありませんでした。彼女らが異口同音に言うのは「子供の将来を守るために原発はやめさせたい」という意見でした。これも、現在の福島第一原発のような大事故でも、子供の被曝線量は科学的予測データの閾値よりはるかに低く、将来の発ガンなどの危険性は(放射線被曝以外の致死的要因に比べても)極めて低いことから、幼稚な発想だとは言えます。それでも、自分自身の子供のことを、少なくとも真剣に思い悩んでいることはわかります。まあ、バカ親、キチガイ親、モンスターペアレント予備軍であることは間違いありません。そういう連中のキチガイ行動については、私はすでに批判しています(下記メール再録参照)。
 とはいえ、こういう自分の子供の将来を素朴に案じる母親としての気持ちの吐露のほうが、はるかに理解でき、共感も可能です。
 それに比べて、(すでに子育てなどとっくに終わって暇を持て余している)主婦連のクソババアの「怖ろしさで身震いして鳥肌が立ちました」という妄言の非現実感、未熟なイデオロギー性の発露は、いかにみっともないことか。
 私は、原発事故なんかよりもはるかに、この主婦連のクソババアの発言、そして主婦連というクソ団体がいまだに存続しているという事実にこそ、「鳥肌が立つほどの身震い」をしました。
 主婦連のクソババアどもなんかどうせ暇なんですから(しかも社会の害毒ですから)、「福島第一原発見学ツアー」とか組んで、バスに全員押し込んで福島原発に送り込み、1~3号機の原子炉建屋に押し込んで放置して処刑するのが、世のため人のためでしょう。主婦連を撲滅することこそ、脱原発の第一歩です。