使用されていない空き物件は意匠図、設備図の他に構造図まで含めて図面復元を行うという選択肢もあります。
構造図の復元では、耐火被覆の無い鉄骨造倉庫等を除いて、構造調査の為に多くの場合で内装の解体が必要になります。
その点では使用中の物件では内装解体が難しく、使用されてない空物件の方が構造図復元をやりやすいでしょう。
買い手の心理としては、構造図も復元してあれば安心感が増しますし、使用する前に全種類の図面を手に入れておきたい所でしょう。
構造図まで復元しておくことで、物件を売却する場合の価値が更に高まります。
図面復元を検討中で、物件が空物件であり、内装解体も可能な場合は構造図を含めたフルセットの図面復元を視野に入れておいても良いと思います。
それではまた次回に続きます。