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国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材にこだわる日本で一番小さな住宅メーカーです。

先日、千葉と私が所属している木暮人倶楽部 で全国10県、11箇所の月齢及び地域の木材特性への影響確認試験の結果を、デジタルハリウッド大学で発表会があり参加してきました。


京都大学の高部先生より興味深い発表がありました。


今回の全国10県11箇所で実施した月齢による伐採の木材特性への影響試験の結果は地域によりバラツキはあるものの下弦の時に伐採したものは概ね葉枯らしの効果が顕著に出てほぼデンプンが

抜けており、新月の時に伐採したものは一部にはデンプンの抜けが悪いものも観察されたものの概ね水分の抜けが良かったそうです。


上弦・満月の時に伐採したものはデンプンの抜けが他に比べて悪かったという結果が出ました。


高部先生からは今回の結果だけで結論を出すにはサンプル数や測定方法のバラツキ等の問題があり時期尚早だが今後、月齢のサイクルを増やしてサンプル採取の方法ももっとマニュアル化していけば正確な傾向が分ってくるものと思いますという主旨の報告がありました。


月には不思議な魅力があります。


また、満月の夜には殺人事件や自殺が多いという統計もあるようです。


先日の十三夜には、新宿御苑で薪能を見てきましたが、月夜に照らされた能舞台は不思議な情景でした。


新月の日に伐った材木は、虫が付かないそうです。


そして、強度もあり、その結果を今回の報告のように皆さんのお役に立てられたらと思います。


今回の、報告会のようにメディアに出るにはまだはやい出来事も、報告できたらと思います。

木造と一言で言っても、さまざまな部材から成り立っています。


基礎があり、土台から柱、床組みから柱へ伝わり梁などの横架材そして小屋組みから屋根へと続きます。


基礎の下には、地盤があり外的な要因として様々な気象条件があります。


南北に長く、モンスーン気候独特の湿気が多く、高温多湿で台風や地震などの災害も多い場所です。


いままで、普通に話してきた事ですが、ちょっとだけさわりを私の知っている範囲で確認の意味を含めて簡単にお話させていただければと思います。


柱やハリなどの横架材の役割ひとつ取っても、建物の基本となり、重量を支える大事な役割があります。


横架材の主な役割は、鉛直荷重を柱に伝達する役目があります。


鉛直荷重に対しては、梁のたわみが問題になることが多く、梁の断面は長さ(スパン)だけでなく荷重条件も問題になります。


そして、支点となる接合部のかかり方も耐力を大きく左右します。


柱の役割としては、建物の重量を維持したり壁に生じる圧縮力、引っ張り力に水平荷重時に抵抗します。


また、風圧力を受ける外壁面では外壁面の変形を防ぎます。


これは、管柱でも通し柱でも同じことです。


管柱は、なるべく上下階で連続させる事が望ましいのですが、鉛直荷重や引抜き力を円滑に伝達できるように配置し接合する事が大事です。


今回は「柱と横架材」について簡単にお話しました。


次回から、床組み、小屋組み、耐力壁と続きます。

今年から、通わせていただいている新建・東京デザイン塾の講師である丸谷先生の「そらどま」の家の計画が始まりました。


施主は、何と17年前に私が、初めて「棟梁」として建てさせていただいた住宅のお嬢様です。


ご夫婦で転勤の多い大変なお仕事でしたが、終の棲家として私が久しぶりに建てさせていただくこととなりました。


色々と、設計を詰めてきたのですが、ご夫婦ともに大変意識の高い方たちで、自然な住宅へのご希望が大変大きかったのです。


以前から国産材にこだわり、健康住宅を造り続けてきましたが、ここのところ自然なエネルギーを利用した「パッシブ住宅」への興味からデザイン塾へ通いだし、丸谷先生にご相談させて頂くうちに、「そらどま」の家の営業マンのようになってしまいました。


太陽の熱と光を利用して、土間に蓄熱し、地球と共生する「そらどま」の家のシステムはとても一言では言い表せません。


OMソーラーの創設者でもある丸谷先生の力をお借りして、私も一生懸命勉強させていただいて、誇りに思える家を作りたいと思います。


場所は、ちょっと離れていますが、とても良い住宅になりそうな気がします。