こちらの建物で使用されたのは、国産材の材木が多いのですが、中でも直接足に触れる部分でもある床と階段にはこだわりました。
アレルギーをお持ちのお子さんが、安心して直接触れる部分はすべて自然素材を用いました。
床は、和歌山の山長さんから出していただき、階段材はコストの事も考慮してヒノキの集成材をプレカットしました。
いわゆるストリップ階段ともいえるこの階段は、少し長方形の敷地で開口部の限られる建物に、広がりを持たせています。
そして、室内に明るさと広がりをもたせてます。
床のヒノキフローリングと相まってとても良い感じです。
材木は、節のあるなしで金額は、おおきく左右されますが、その幅によっても金額は、大きく左右されるのです。
お寿司やさんや、天ぷら屋さんの白木のカウンターが良い例です。
あれほどの幅で厚みのあるヒノキ材は金額を聞いたらびっくりしてしまいます。
この階段クラスの他でも無垢材ともなれば相当です。しかし、設計の段階で思考をかさね、コストのことを考えて集成材を利用し、けこみ板をなくし、プレカットすることで大工さんの手間賃をコストカットしました。
コストばかりではなく集成材の良さは、強度にも現れます。
いろいろな経験から階段に関しては集成材が向いていると判断しました。
さまざまな部品から構成されている住宅ですが、目につかないこんな階段ひとつにもこだわりが生きています。
