こんにちは、スミです。
今回は、ちょっとまじめな資金の話。
家を建てたい。でも、予算どうする?っていう、
誰もが通るあのトンネルについてです。

小さな自営業者スミ、意外と堅実にやってます

私は個人事業主。いわゆる「小さな商売人」です。
とはいえ、iDeCo・NISA・小規模企業共済と、やれる資産運用はしっかりやってます。
毎月コンスタントに積み立てて、将来に向けた備えもしてるつもり。
スミ妻もフルタイム会社員なので、世帯としては「そこそこ安定」してます。

でも、「マイホーム取得」という一大イベントが来ると、話は変わってくるんですよね。

FPさん、優しい。でも現実は厳しい。

資金計画は、FPさんにも相談しました。
どの方も丁寧に話を聞いてくれて、「今の生活水準を大きく落とさない範囲でどう建てるか?」を一緒に考えてくれます。

それは本当にありがたい。
でも――

「そもそも"現状を維持する"前提が間違ってるのでは?」

と、ふと思うわけです。

6~10年後、キャッシュが詰む未来

FPさんのシミュレーションは基本「緩やかに右肩上がり or 維持」だけど、
自分でもシミュレーションしてみると見えてくるんです。

「6~10年目、あれ?資金が詰んでない…?」

教育費や車の買い替え、想定以上に増える固定費。
予備費を削って乗り切れるか?と言われると、うーん…。

シミュレーションの沼へようこそ

私はこの手のシミュレーション作業、割と得意というか、
「電卓片手にエクセル地獄」みたいなこと、まったく苦になりません。

なので、何パターンも作りました。
FPが出す「なんとかなるライン」よりちょっと厳しめに見積もると、

どう頑張っても7000万は無理。生み出せても5500万。
できれば5000万で抑えたい…!

「現実を知る」ってしんどいけど、進むために必要なこと

たぶん、私みたいに「お金を細かく見すぎるタイプ」は
逆に不安を増やしてる部分もあると思います。

でも、それでも。
「家を建てたい」という願いがあるなら、
現実を直視して、どうしても無理なところは切り捨てる覚悟も必要なのかなと思います。

こんにちは、スミです。
家づくりにおいて「間取り」は、もはや家そのもの。
というわけで、今回は間取り沼編です。

譲れない条件、まずは整理

我が家の“これだけは譲れない!”という要望リストは以下の通り:

  • 駐車場2台(夫婦それぞれ車があるため)

  • 1階にリビングと水回り

  • 小さくてもいいからファミリークローゼット

  • リビング階段じゃなくて、ホール階段(ここ、地味に大事)

  • ランドリールーム(室内干し派の方、共感ください)

  • 2階に子ども部屋などの居室

こうして並べてみると、
「シンプルだけど暮らしやすそう」な間取りになりそう…な気がする。
でも、現実はそう甘くない。

坪数との戦い

この条件を全部入れ込むと、
最低でも35坪は必要という結論に。

「コンパクトに抑えようね」って話をしてたのに、
気づけばどんどん肥大化していく要望たち。

導入したのは「マイホームデザイナー」

そこで導入したのが、間取り作成ソフトの
「マイホームデザイナー」

これがもう、沼の入り口でした。
平日夜は仕事終わりに2時間コース、
休日は夫婦で画面に向かって「ここもうちょいずらす?」と議論。
いや、楽しいんですけどね。

担当さんと図面キャッチボール

作成した間取りは、工務店の担当さんに見てもらいながら調整。
「ここは構造的に厳しいです」とか
「この動線、もう少し短くできますよ」とか、
アドバイスをもらいながらブラッシュアップ。

最初はなんとなくの感覚で作っていた間取りも、
少しずつ“住めそうな形”になってきたのは、この頃です。

進んでる感が楽しかった

今思えば、この時期が一番“前に進んでる感”があって、
夢を現実にしていく作業が楽しくてたまらなかったですね。
夜な夜な間取りをいじってても、
全然苦じゃなかったのは、自分でも驚き。

これをもとに土地探しを進めていく毎日

間取りの希望と坪数のイメージが湧いてから
土地探しの精度は上がりました。
ここから、「ちょっと日当たりのよくない35坪」と「お墓が近くの50坪」と「駐車場の40坪」がヒットしました。
さてここから…

こんにちは、スミです。
前回に続き、我が家の「1階」に関する間取りのこだわりを深掘りしていきます。
今回は、階段の配置玄関まわりの工夫についてのお話です。

リビング階段じゃなくて、ホール階段

まずはこれ。
「リビングを通らない階段=ホール階段」が我が家の必須条件のひとつです。

私スミの実家は、玄関に入ってすぐ右手に階段があって、リビングを通らずに2階に上がれるタイプの家でした。
なので、ホール階段という選択には特に違和感がなかったのですが、
決定打となったのは、スミ妻の強い要望でした。

スミ妻の実家は、リビング階段。
つまり、一度リビングを通らないと2階に上がれない間取り
小さい頃はそれでよかったけど、思春期になると、家族の視線を感じながらリビングを通って階段を上がるのがどうにも落ち着かなかったそうです。

「将来、子どもができたとき、リビング階段はちょっと嫌がるかも」
そんな経験も踏まえて、ホール階段でプライバシーに配慮する設計にしました。

トイレの配置も地味に重要!

これも見落としがちですが、トイレの場所って結構大事。

「お出かけ前にトイレ行っておこう」って、家を出る直前に思い出すこと、多くないですか?

そういうときに、玄関からすぐアクセスできるトイレだと、動線がめちゃくちゃスムーズなんです。

逆に、リビングの奥の方にトイレがあると、わざわざ遠回りしなきゃいけない。
お客さんが来たときも、トイレに案内しづらい…ということもあるかもしれません。

なので、我が家のトイレは「玄関に近いホールの一角」に設計しました。

■ ファミクロは小さくてもほしい

そしてもう一つ、1階で意識したのが、ファミリークローゼットの存在。

「朝の着替え → 出発」の動線が短いと、生活がラクになるだろうということで、
洗面所の近くに小さくてもファミクロを配置することを希望しました。

「洗濯して → 乾かして → 畳んで → しまう」が1階で完結すると、家事の効率が本当に違うはず。

特に子どもができたら、服を2階に持っていく手間が増えるので、
1階で収納まで済ませられるのはかなりのメリットになると感じています。

■ パントリーや土間収納は?

意外かもしれませんが、パントリーは優先度を下げました

最近のキッチン収納は本当に優秀で、カップボードがしっかりしていればそれで足りると判断。
買いだめもしない派なので、広い食品庫が必要かといえば…まぁ、今のところはなくてもいいかなと。

土間収納やシューズクロークも憧れはあったけど、これも優先度はそこまで高くなく。

「予算・坪数・使いやすさ」のバランスをとった結果、
必須ではない収納は一度削っておこうという判断になりました。

 

というわけで、1階その2のこだわりは、
ホール階段、玄関近くのトイレ、小さめファミクロの3本立てでした。

次回は「2階編」に入っていこうと思います!
よかったらまた読みに来てくださいね。