意外とお得なメディアスクーリングのすゝめと歴史。 | 法政大学通信教育課程*学生ジャーナル

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[法政大学経済学部商業学科通信教育課程]2017年度前期3年次編入学→2018年度3月卒業

こんにちは。

 
今回は、メディアスクーリングには惜しまず投資するべきというテーマでお話をしたいと思います。
 
市ヶ谷キャンパスで行われる東京スクーリングは1科目15,000円です。それに対して、メディアスクーリングは1科目20,000円です。5,000円も高いです。しかし、この5,000円の差額は本当に高いと言えるのでしょうか?
 
まず、東京スクーリングは3日間または6日間または14週間、通学しなければなりません。自宅から通うにしても、多くの場合、交通費がかかりますし、地方から遠征する方は宿泊費がかかります。一方、メディアスクーリングは交通費や宿泊費がかかりません。教科書はほとんどの科目で別途購入必須ですが、図書館で借りればその費用を浮かすことができます。ただし、受講にはインターネットの環境が身近にあり、かつ使い放題であることが大前提ですが、入学しようと考えているような方は、その条件が揃っている方が多いはずです。つまり、交通費が5,000円以上かかる場合は、東京スクーリングに通うより、メディアスクーリングの方が金銭的メリットが大きいです。しかも、メディアスクーリングは1倍速、1.5倍速、2倍速で視聴できるので、時短にもなりますし、逆に何回も見返すこともできます。教科書を購入することになるとしても、5,000円の差額以上にメリットがあるのではないでしょうか。
 
また、こちらの記事(法政大学通信教育部学生データ)にもあるように、海外にお住いの在学生もいます。現在は0%なので、いないようですが、スクーリングの際に海外在住の在学生にお会いしたことがあります。首都圏在住以外の方や仕事や家庭の関係でなかなか市ヶ谷キャンパスに通えない方にとって、場所の融通が利くメディアスクーリングは学習のライフラインとも言えますね。
 
さて、ここでメディアスクーリングの歴史を振り返ってみたいと思います。こちらの記事(沿革)にもあるように、2003年(平成15年)にインターネットスクーリングが開講し、翌年メディアスクーリングが開講したようです。インターネットスクーリングとメディアスクーリングの違いはこれを見るだけでは分からないのですが、メディアスクーリングと称して始まったのが2004年(平成16年)からのようですね。さらに、こちらの記事(法政大学通信教育部、2013年4月から大幅なカリキュラム改革と制度変更 新たに通信制による本物の学部教育を本格的に開始!)では、
・メディアスクーリングの科目数を、2018年度までに70科目に増やします(2012年度は28科目開講)。
との1文が掲載されています。加えて、こちらのPDFファイル(2013年度からの変更点について)には、2013年度から5カ年計画でメディアスクーリングの科目を増加する旨の文が掲載されています。実際に、2018年度には76科目が開講されました。しかも、2012年度以前はメディアスクーリングの受講料が30,000円であり、翌年から20,000円へと値下げされたようです。2013年度より大幅に改革がなされたことが分かりますね。また、こちらの記事(法政大学通信教育部、入学希望者が前年比150%…学生視点の取組が好評)には、
2013年秋入学において、入学希望者が昨年比150%を記録したと発表した。
との1文が掲載されています。この要因は、こちらの記事(社会人の学び直しに選択される、法政大学通信教育部 ~2011年度-2013年度入学志願者の世代別経年比較で40代が伸長~)にもある通り、メディアスクーリングの科目数の増加の影響が大きいのではないかと思います。
 
以上のように、メディアスクーリングには金銭的なメリットがあることと、その利便性によって、入学希望者の増加に繋がっていたことが分かりました。
 
メディアスクーリングのデメリットは、強制力がないので、自ら進んでやらないと絶対に終わらないという点です。リポートの課題が発表されてから追い上げて視聴するのはしんどいので、計画的に進めることが重要ですね。リポートのみを提出する科目と、試験会場で最終試験を受験する科目があるので、科目の組み合わせによっては、半期で5科目程度は気合いで受講しきれると思います。是非、メディアスクーリングへの投資は惜しまず、諦めず最後まで受講してみて下さいチョキ
 
ご覧いただき、ありがとうございましたニコニコ
 
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