大きな目標のために〇〇を小さく分ける | 中川賢太郎のブログ

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自分的に気づいたことを書いてます♪

昨日、朝が弱いぼくは二度寝を楽しんでいたときのこと

 

「ねー起きて!助けて!」

 

という嫁さんの声で朝早い時間にたたき起こされた

 

 

 

 

 

内心で

 

「なんだよー」と思いながら寝たふりをしてやり過ごそうとしたんだけど

 

 

 

 

 

もう一度

 

「ねー起きてよー」

 

と通用せず

 

 

 

 

 

 

朝が弱いぼくは無理やりおこされるのが嫌いなので

 

朝はそっとしておいてもらうというのが我が家の暗黙の了解にはなっていたんだけど

 

二回も起こされるというのであれば理由があるはず…

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたん?」と聞くと

 

「今日、アロマの勉強会の受付をやって!」とのこと

 

 

 

 

 

 

 

ええ、アロマとはあの女性が大好きなアロマオイルです

 

そう、アロマオイルとは

 

何だかオシャレーな雑貨屋で売っていて

 

「毎日を丁寧に生きています系の女性」が部屋で使っている植物のいい匂いのする油のことだ

 

 

 

 

 

 

嫁さんは会員限定の飲めるほど高品質のアロマを購入しているので

 

その勉強を兼ねて新しい会員さんを増やすためのアロマを使ったイベントを定期的にやっている

 

 

 

 

 

んで、その受付の人がぎっくり腰になったみたいで

 

急遽33歳のおじさんのぼくが代打で駆り出されることになったのだ

 

 

 

 

 

 

まあ、嫁さんがいつもどういう風にやっているのか見てみたかったし

 

女だらけのアロマ会には興味本位で参加をしてみたのだ

 

残念ながら水泳大会ではなくアロマ会なので至って健全なイベントだ

 

ええ、残念ながら…健全なイベントだ…

 

 

 

 

 

 

受付で何も分かっていないぼくが

 

ぎこちない笑顔で「どうぞー」と言いながらイベントの様子を見ていると

 

 

 

 

 

健康診断とかハンドマッサージ、リンパマッサージ、リップ作りなど様々なブースがあったんだけど

 

どのブースも行列が出来るくらいの大盛況でみんな忙しいながらも楽しそうだった

 

 

 

 

 

 

 

でも気になったのが女性が主催のイベントにも関わらず何だか男性的な雰囲気がすること

 

その原因がなんだろう思って

 

しばらくぼーっと受付をしながら観察していたんだけど

 

 

 

 

 

 

 

その原因は提供しているサービスが「会員登録」のためのものになっていることだということに気がついた

 

つまりイベントでアロマに触れてもらったんだから「会員登録に繋げたい」という雰囲気が出ていて

 

初見でいきなり大きなハードルを跨ごうとしていたのだ

 

 

 

 

 

 

 

初めましてのイベントで急に大きなハードルを跨ごうとしているから

 

何だかすげー気合が入っているのが雰囲気で伝わったのだ

 

 

 

 

 

 

 

仮にイベントはアロマを楽しんでもらうきっかけの場所であって

 

お客さんには、アロマの情報を発信している媒体に登録してもらうことを目的として

 

「見込み客を作ること」にハードルをもう少し小さくして設定すれば

 

そこまで「よっしゃーやるぞー」みたいな雰囲気は出なかったと思うのね

 

 

 

 

 

 

 

人はいきなり大きな目的を意識するとどうしても硬くなりやすい

 

例えば野球で先発ピッチャーが完全試合を目的にすると

(野球の例えが多いな笑)

 

一本のヒットも許せないんだから登板前からめちゃくちゃ気合が入るよね

 

 

 

 

 

 

だけど

 

多少の失点は許してもいいからゲームを作るとか

 

とりあえず3点以内で5回を投げきるとか

 

ハードルを小さく設定すると

 

もっとのびのびと投げられるよね

 

 

 

 

 

 

野球の試合でも勝つために

 

先発は中盤まで投げてゲームを作ること

 

中継ぎは抑えピッチャーに繋ぐこと

 

抑えは最終回を0点に抑えること

 

とピッチャーにも役割分担がある

 

 

 

 

 

大きな目的があるときは

 

幾つかに段階を分けて目的を設定しよう

 

 

 

 

 

 

いきなり全部やろうとすると

 

どうしても醸し出す雰囲気が硬くなる

 

しかも、あなたの気合の入り方が相手に伝わり過ぎちゃう可能性も高くて

 

逆にその必死感で敬遠されてしまうのだ

 

 

 

 

「こうしたい」という目的があるのであれば

 

ちゃんと各段階の目的を理解して導線を描こう

 

ちゃんと最終目的に到達するまでの目的をスムーズに繋ぐことが出来ると

 

お客さんは売り込むことを全くしなくても

 

「売って下さい~」とあっちから言ってくれるものだ

 

 

 

 

 

そのためにも少なくともちゃんと原則的なビジネスのことは知っておこうね♪

 

 

 

 

硬くなりすぎると本来の力が出にくいかもよ

 

中川賢太郎