先週の土曜日、うちの事務所で、アーティチョーク祭りをやりました。
アーティチョークとは、
フランスのルイ14世も好んでいたという、セレブな野菜です。
私の友達が、庭で育てていて、今年は、たくさん分けてくれました。
アーティチョークは、食べる部分が、ほんのちょっぴりしかありません。
だから、好き・嫌いが、はっきり分かれます。
私は大好きなのですが、私の友達は、食べるのに手間がかかるから、
あまり好きじゃないそうです。
味は、空豆とかジャガイモみたいなお味です。
初夏がくると、フランスでは、アーティチョーク祭りと称して、
アーティチョークを食べまくる風物詩があるんですよ。(^^)
ところで、
人にアドバイスをしたら、ムッとされた。
そういう経験って、ありませんか?
例えば、絵画の授業中、隣の席の友達に、
「ここの赤色は、黄色の方がいいよ。」
などと言ったら、
「うるさい」って、怖い目でにらまれてしまった。
そんな事って、ありますよね。
そのくせ、人は、アドバイスを求めてきたりもします。
「ねーねー、ここの赤色は、何色がいいと思う?」って、
同じ人物とは思えないくらい、変化を見せるのが、人の心なのかもしれません。
私は、不動産コンサルタントのお仕事をしていますが、
アドバイスは、できるだけ控えています。
なぜなら、人は、自分が興味がある話しか、聞こうとしないから。
興味がありそうだなと感じるネタを、ちょっと投げかけて、
その話に興味を持っていただけたら、具体的なお話をすることにしています。
まるで、アーティチョークのようですね。
食べるところは、ほんのちょっとしかありません。
でも、ほんのちょっとの繰り返しを重ねることで、
私は、人と仲良くなれます。
私と相手に、信頼関係が構築できて、相手の心の準備ができたら、
ようやく、核心的な質問を、相手からいただくことができます。
そこまで待って、やっと、私は、相手にアドバイスをする事ができます。
アーティチョークの最後の核心、アーティチョークハートを食べるように、
大きな喜びを、相手と分かち合う事ができるんですね。
まあ、はっきり言って、面倒くさいです。(笑)
でも、手間をかけることが大切なんだなーと思います。
なぜなら、私が教えてあげる事よりも、
相手の心の準備が整う事の方が大切だから。
私は、自分が気付いた事を、人にアドバイスすることよりも、
相手が、知りたいと思う気持ちや、成長したいと思う気持ちを大事にして、
自分よりも、相手の興味を尊重することを選択して、アドバイスをしています。
人と向き合う仕事をしている人は、この選択が、とても重要です。
面倒くさいけど(笑)
ところが、
私が、ガンガンにアドバイスをしてもいい状況というものが、あるんですよ!
それは、人が、変化することにコミットして、行動している時です。
例えば、引越すことを決めて、情報収集している時や、
実際に、部屋を内覧している時など、
いつまでにどんな変化をするか、具体的に決めて、行動を重ねている時です。
引越しだけじゃなくて、目標達成でも、パートナー探しでも何でも、
期限さえ決まっていれば、大丈夫です。
人は、自分が決めたゴールを期限までに達成する為に、行動をしている時、
話を聞く体制が整っています。心が柔軟になっています。
どんなアドバイスも、聞いてくれます。
情報を受け取って、自分がどうすればいいか、きちんと考えてくれます。
お部屋探しのサポートをしながら、私は、人に、様々なアドバイスをします。
行動する人は、美しいです。
様々なアドバイスを全て糧にして、前に前にと進んでいきます。
価値観が、どんどん成長していきます。
私は、例えば、Aさんだったら、
Aさんが、Aさんらしくあるために、
一番良い形を一緒に考えて、提案していきます。
提案しながら、取捨選択して、それを繰り返す事で、
結果的に、Aさんらしく輝ける、最上の選択を、
Aさんが、見つける事ができます。
私は、お部屋探しのサポートを通して、人と向き合っています。
人の魂の輝きを取り戻すお仕事をしています。
引越しは、夢が叶う最強の成長ツールなんですよ。
私は、たくさんの人のお部屋探しに関わりながら、
地球上にもっともっと、幸せな笑顔が増えるように、
『夢が叶う選択の仕組み』をお伝えしていこうと思っています。
(^^)