この間、ある県内の工務店で建てたお宅の完成内覧会を見に行ったときのこと(大建の夢ハウスではありません)。
オール電化の割には比較的安く建てることができた家のようでした。
オール電化ですから、”三種の神器”
エコキュート
IHクッキングヒーター
蓄熱暖房機
は揃っていますし、気密性能もまずまず高く、24時間換気システムが付いています。
一応、オール電化の基本は押さえている。。。。
しかし、家の外と中を一周してみてあることに気づきました。
それは
オール電化に関係する部分以外はかなり安くつくっている
ということです(゚o゚)
屋根は平屋根
構造材は杉の集成材
フローリングは合板
洗面所やトイレの床はクッションフロアー
収納が少ない
玄関ポーチはコンクリートの打ちっ放し
極めつけは
サイディングが釘打ち工法(今時、珍しい)
外壁サイディングの貼り方は、釘で止める「脳天釘打ち」と金具による「引っ掛け」の二種類があり、前者が価格が安く、後者が価格が高いのです。
脳天釘打ちですと、釘を打ち込むときに外壁も叩いてしまい、ひび割れを起こす欠点があり、また温度差による外壁の収縮運動や建物本体の経年変化による動きもありますから、これを釘だけで持たすことに限界があります。
最悪は、釘周辺でクラックを生じさせることになるとか。
金具による引っ掛けは、サイディングを乗せているだけですから、サイディング本体や建物の収縮があっても、これに追随できので優れていると言われています。
ちなみに、これは我が家のサイディングを貼ったときの画像。
「引っ掛け工法」で施工されていますね(^_^.)
オール電化の割には安い!!
というだけで飛びつくと意外な落とし穴があるということです。
私はオール電化を否定するつもりはありませんが、どうしてもオール電化で家を建てたいとお考えの方は、電化設備に目が向いて家の基本が疎かになってしまうんでしょうか、、、
オール電化住宅を安くあげようとした場合、どこかで妥協する必要もあるでしょうが、基本的な部分の手を抜いてしまっては、家自体の耐久性に問題がでてきます。
大建の夢ハウスはそういうことはないので安心ですよ(*^_^*)
あ、大建でもオール電化住宅は施工可能ですので、夢ハウスでオール電化にしたい方はご相談ください♪