ソニーや旭化成、シャープなど大企業で派遣職員の大量解雇、いわゆる、派遣切りが増えていて毎日のようにニュースで報道されていますね。
企業の業績を改善するには売上を増やすか、経費を落とすか、この2つしかないから、景気後退で売上の減少が見込まれる状況ではコストカットするしか、企業を存続させる方法がないからだ。
しかし、こういう考え方はあくまでも短期的な損得勘定の話である。
ちょっと前まで、労働需給が逼迫していて、中小企業は思うように人材を集められなかったのを思えば、人材獲得のチャンスと言える。
多少賃金が安くても、良質の人材を確保できる今こそ、将来の収益の源泉を蓄える時期ではないのだろうか。
また、簡単に派遣を切るような会社は、正職員にとっても明日は我が身かと志気の低下は否めない。
私の好きな戦国武将の1人武田信玄の有名な言葉に
「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」
というのがある。
組織を動かすのは、いつの時代も人間なんですね(-_- ) ウンウン