訪問看護の内容《8》療養、介護相談 | 訪問看護の泣き笑い(^o^)v

訪問看護の泣き笑い(^o^)v

ブログの説明を入力します。


急に寒くなりました。
空気も乾燥して風邪が流行る季節です


みなさん体調の管理に
気をつけられますように…



今日の訪問看護のお話しは、

「療養、介護相談」について。


在宅に訪問した看護師は、もちろん、
ご本人からの相談にも乗りますが、


ご家族(介護者)からの相談に乗り、アドバイスさせていただくことが多いのも特徴です。



やはり、
医療的処置がある場合、多くはご家族が担っておられます。

その方法そのもののアドバイスもいたしますが、

そのケアを続けることに対する
不安感や、負担感といった、

ご家族の思いに耳を傾け、
介護される方が少しでも元気に、前向きになっていただけるよう
お手伝いさせていただくのも

訪問看護師の大切な役割なのです。



時には、

ご本人とお話しするより、

ご家族とお話しするほうが長い場合もあります。


(かなりあります)


介護される方が安心して元気でおられてこそ、

在宅療養が成り立つのですから。


訪問看護師は、

あちこちで「うんうん」と話しを聴いています。


処置やケアに限らず、


時には、
治療方針を決めるという大事な選択の相談にも乗ります。


例えば、
鈊神経難病で、呼吸状態が悪化してきて、人工呼吸器をつけて生きるかどうか…

鈊癌と闘っており、少しずつ体力も落ちてきている中、副作用の強い抗癌剤を、続けるかやめるか…


など、

重大な決定を強いられることがあるのです。


そんな時、

クローバー本人はどうしたいか
クローバーご家族はどうしたいか


それを、一緒に整理し、考え、

自己決定していけるよう、
お手伝いさせていただくのです。


私たち、看護師の、

人生観や生き方、考え方も
問われ、

しかし、その方から学ばせていただき、

さらに深められます。


そんな、
人生の織り成す縦糸や横糸を見つめる場面が

たびたび訪れる

そんな仕事が

私の仕事、訪問看護です。