包茎治療のクリニックですので、どうしても患者さんの話になると
シモの話は多くなってしまいます。 読みぐるしい点がありましたら申し訳ございません。
さて、今日の話は・・たいした話ではないのですが・・・。
ある日に来院された患者さん。年の頃は20歳ぐらいの内気そうな若い男の子。
なかなか可愛い男の子です。
ゲイの看護師さんのTさんあたりは、満面の笑みでご機嫌です。
この患者さんの立会いは自分がすると周りを牽制しつつ、
異様な張り切り様・・。
治療室に案内して、楽しそうに患者さんの処置をおこなっています。
今日のオペ担当は自称「イケメン先生」。ゲイの看護師Tさんの天敵です。
麻酔も終わり順調に手術が進行していましたが、なんだか患者さんの様子がおかしい。
顔面が真っ青で、冷や汗をかいている。
Tさんが「○○さん!どうしたの? 大丈夫?」と聞いても
「本当にだいじょうぶです」としか言わない。
しかし、そのうちこの患者さんが小刻みに震えだした。
さすがにこれでは治療ができない。
手術を中断し、この患者さんに強い口調で問い詰めると
「すみません! トイレに行きたいです。オシッコが・・・」
そこにいた全員が固まってしまった。なんせ今は麻酔をかけて、
ちょうど皮を切除している最中。
まだ余った皮が全部切り取られておらず、
オチンチンからたれさがっている状態。 さあどうする。
と、その時「あっ・・・ あっ・・・あぁ~~~~」と患者さんの絶叫がして・・・・。
放水車から勢い良く放水が開始されたのでした。
何事かと駆けつけていた私と看護師のTさんが、その犠牲に・・・。
イケメン先生は一目散に逃げ出してセーフ。逃げ足の速い先生です。
「いやぁ~。可愛い女の子にかけられるなら良いけど、野郎じゃなぁ」とポツリ。
えっ 普通どっちもだめでしょ。この変態!!
とにかく手術中なので私とTさんで治療室の復旧作業を開始。
麻酔が切れる前にオペを終了させるためにオペを続行。
なんとか無事に終わることができました。
治療の予約がびっしり入っている日なのに・・・。後片付けの大変な1日でした。
皆さんも手術の前はトイレに行きましょうね。