「小さい町で、月曜日だから共演者やお客さんを集めるのは難しいと思いますが大丈夫ですか?」
そう言いながらも快くライブ開催を引き受けてくださったのは有馬馬21のマスター見上さん。当日を迎えるまでライブのビラをまいたりしてたくさん宣伝してくださった。
6月10日は時の記念日。僕はこの日に、とても個人的な、特別な想いがあって紋別の町の景色をこの目で見てみたかった。そして紋別でうたってみたかった。見上さんのご厚意のおかげでそれが叶いライブをすることができた。
古くから有馬馬21に通っておられる常連の方、雨で視界の悪い中を遠くから車で駆けつけてくださった方、苦手な飛行機に乗ってまで関東から観に来てくださった方、そしてマスターの見上さんご夫妻。皆さん本当にありがとうございました。
初めて訪れた紋別の景色は不思議と懐かしく、港町らしい潮の香りがした。無骨で、寡黙で、けれど風通しがよかった。
陽が照ったり雨が降ったり移り気な一日だったが、それも良かった。最後の最後はまばらな雨に濡れて宿に帰り、気持ちよく眠りについた。
またここに来られたらいいなと思う。
優しい夜でした。ありがとう。
2024.6.10(月)
紋別 有馬馬21
【一部】
1.相も変わらず
2.きりんの夢
3.眠れないベンチ
4.汽笛
5.いい夢見させてくれてありがとう
【二部】
6.肋骨レコード
7.スコール
8.虹
9.セピアに染まって
10.火花
en.花
紋別の景色
ライブの写真
お祝いどうもありがとう
見上さんご夫妻
スリーショット
雨と水溜まり
有馬馬21
ホテル
はまなす通り