2023年1年かけて
夫婦のほどよい距離感を
さがしてきました。
私にとって
ほどよい距離感って?
それは、
自閉症スペクトラムの夫に
振り回されたときでも
受け流せる距離感
そこで、
物理的な距離をとった結果、
互いの気持ちに変化がありました。
STEP.1私(妻)の変化
1月
夫源病で心臓がバクバク、
みぞおちがキリキリ、
喉がギューッと締めつけられ
吐き気がする。
2月
夫と顔をあわせないよう
時間帯を分ける。
生活導線がぶつからない生活を
心がける。
3月
自律神経が回復。
月一で夫婦のお茶会スタート
4月
私と同じカサンドラさんの記事に
なぐさめられる。
5月
カサンドラさんの声ばかりでは
思考が偏るので
非定型発達 当事者の声を
取り入れはじめる。
6月
非定型発達の方々のブログ記事を
拝見しながら、
自閉症スペクトラムを描いた
映画・ドラマ・書籍・アートに
ふれる機会を意識的に増やす。
夫と似た気質をもつ
コメンテーター・アナウンサー・
芸能人・著名人・芸術家に目をむけ、
長所や個性を知る。
7月
夫への嫌悪感が薄れてきた。
8月
夫がコロナに罹患し、
危機感のなさで再び関係が悪化。
9月
夫が主治医の助言にしたがって
ADHDについて本格的に勉強しはじめる。
10月
家族に寄り添うため
コツコツ努力する夫の姿に
私の気持ちがほぐれる。
11月
事務連絡だけでなく
以前のように趣味の話や世間話、
今ハマってることについて
おしゃべりを楽しみたい。
その気持ちを正直につたえてみた。
12月
ちょくちょく立ち話が増える。
夫の顔をみて話せるようになった。
STEP.2夫の変化
一方、
主人も気づきがあったそうです。
妻は家事をしていればいい。
俺は働いているんだから
それくらい
女が全部やるべきだ。
1月
妻が僕の世話をしなくなった。
全部自分ですることになった。
最初は料理に挑戦することが新鮮で
「楽勝だ。楽しい!」と思った。
2月
料理と調理道具を片付けるだけで
3時間近くかかる。
カッターシャツ3枚アイロンかけるだけで
1時間かかる。
なのに、妻は10分もかからない。
自分の甘さに気づいた。
自分がいかに要領がわるく、
マルチタスクができないかを痛感。
3月
家庭の温かい会話がなくて寂しい。
人間ドックをうけたら
胃潰瘍ができていた。
4月
傲慢な態度を反省した。
苦手なことの多い俺を
支えてくれていたんだ。
5月
感謝の気持ちが沸いてきた。
6月
妻の体調はどうだろう?
実家のご両親の様子はどうだろう?
娘の職場での様子はどうかな?
7月
再就職スタート。
やっぱり夫婦で仲良くしたい。
妻を苛立たせないよう
言葉を慎重に選んで
会話すると疲れる。
8月
コロナに罹患した。
自己中心的な態度をとってしまい
また夫婦の溝ができた。
9月
ADHDの投薬治療を
主治医に相談する。
10月
主治医から注意を受ける。
「ADHDについて
他人に教えてもらうのではなく
もっとご自身で勉強しましょう」
11月
気持ちだけではどうにもならない
ことがある。
それは記憶。
家族の予定を覚えられないし
せっかく話してくれた内容も
すぐ忘れてしまう。
なので
自分のカレンダーや手帳に
書き込むことにした。
12月
思いがけない妻の言葉
「気楽なおしゃべりを増やしましょう」
に救われる。
この一年、妻に話しかける時、
オドオドしていたから嬉しい。
なんだか勇気がでてきた。
②心療内科医からのアドバイス へ続く。