私の理想の家庭
お互いを思いやる家族。
パートナーが家族を軽くみるなら侘しいし、
奥さんのしんどさを他人事感覚でいるなら
名ばかり家族だわ…と思ってました。
嘆いてばかりもいられない
興奮しやすいお父さんとの関わりや
転勤族で変化の大きな暮らしが
適していませんでした。
今後は快適に生きる工夫を
みつけていきましょう!」
シェアハウス
提案してみましたよ。
「シェアハウスを試そうよ。
趣味だけでなく家事もあなたの好きなように
自由にやってみて。
あなたの分はあなたにお任せするね」
彼の分の食材の買い出しから、
調理、掃除、洗濯、すべての家事を
本人にやってもらいます。
これまでは
私と娘が食器やカトラリーの準備、
「ごはんできたよ~」と声をかけ、
主人は旅館の宿泊客のように席につくだけ。
家族団らんが家庭円満の証拠だからと
続けてきました。
「孤食は寂しいから、傍にいてくれよ」
そう言われてきたので責任を感じ、
冷たい妻になりたくなくて
帰宅が遅くても彼が食事する間、
話しの相手になってきました。
私がやっていることを中断してでも
つきあってきたんですよね。
今後は、
自分で自分のことをしてもらい、
食事も好きなタイミングで
摂ってもらいます
ちょうど昨年、彼が使いやすいように、
台所、脱衣所、収納庫などモノの場所の
ラベリングしてきたけれど、
まさかここで大活躍するとは
冷蔵庫の上段は主人の食材。
他の段は私と娘のサラダや総菜、食材を。
脱衣かごも別々に。
カッターシャツ類のアイロンもセルフで。
台所の使い方、調理器具の使い方を
相談されれば
丁寧に教えますし
簡単なコツやポイントは
優しくレクチャーしていますよ
アスペルガー症候群の主人は
ルーティンが得意なので
一ヶ月もすれば慣れるでしょう
単身赴任の経験が何度もあるから
仕事と自分のお世話の両立はできるはず。
見かねて手を出したり、
余計な干渉をせずに
主人の自立を見守ろうと思います
彼が在宅でも気にせずに
私のやりたいことを続けて良いなんて
初めての贅沢
責任や義務という荷物をおろして、
心を軽くする練習をしていきます