オニタカスポーツ2018Vol.4 蝋人形の逆襲・・・浜C怒涛の絶好調宣言
この記事は所属チームの内輪ネタを、スポーツ新聞風に綴っています。
当然ことながらフィクションですし、チームに所属していない方には、面白くも何ともない内容だと思いますので、スルーしていただいたほうがよろしいかと思います<(_ _)>
いまだにサバ缶を求め彷徨う、N藤に続いて球団事務所に足を運んだのは、先の納会で選手間投票でカムバック賞を受賞した、『目指している餃子の数が違う』蝋人形スライダーH地。交渉前の意気込みを聞かれ、報道陣からマイクを向けられると、『いやいや、好事魔多しというやんか。こういう時ほど気を引き締めなあかん。』と、笑顔を見せながら交渉の場に向かった。
2017年 安打12 打率0.279 打点10 盗塁5 出塁率0.367 長打率0.349
2018年 安打21 打率0.323 打点13 盗塁9 出塁率0.371 長打率0.385
およそ30分後にプレスルームに戻ってきた浜Cは、用意された席にどっかりと座ると、『サインしたでぇ～っ・・・ええ条件やったしな！！』と一気に表情を崩した。『高評価のポイントは何だったんですか？』と記者が質問すると、『そんなん類稀なバットコントロールに決まってるやん・・・自分らもそう思うやろ！！』と即答し、続けざまに『古くはジャイアンツのS塚、最近だとマリーンズのF浦、千葉出身のヒットメーカーに肩を並べつつあるという評価ちゃうか！！』とまくし立てる。関西人のくせに、千葉が誇る名選手を引き合いに出すあたり、全く気を引き締めたコメントとは思えないが、ナゼか報道陣も納得した様子で、『来シーズンの抱負を聞かせてください。』と次の質問に移った。
浜Cは悪びれた素振りもなく、『そやなぁ・・・、2番打者最強説ってあるやろ・・・・、でルースの前にオレってかなりヤバいやん・・・、だから来シーズンは2番に固定してもらえるよう、開幕から全開で行くしな。』と、自ら更にハードルを上げて締めくくった。餃子の振分計算力に加え、蝋人形スライディングという大技を体得した、ベテランサウスポーのテンションは一向に衰えず、既に廃盤となった『振り逃げ恋しぐれ』(B面：君のハートはポップフライ)を発売した2010年と並ぶ、超ハイテンションな契約更改となった。肝心の契約年棒を報道陣から問われると、『そやねぇ～、越後屋の餃子240万個相当やな。』と、餃子振分計算学の第一人者としての面目を保ち会見を締めくくった。わかりやすい振分換算が示すところの契約年俸は、1億4,000万(推定)と見られ、50％アップで首位打者獲得当時の年俸に戻したようだ。
ここ数年は成績低迷にあえぎながらも、クセの強いキャラが買われ、チェッキーノN村Hらと並び、年末年始のバラエティー番組に引っ張りだこだったH地・・・、このシーズンオフはさらに拍車かかるかと思いきや、球団広報によると何故か全くオファーがないという。バラエティー番組を知り尽くした、大物放送作家高D文夫氏にそのあたりを訊ねると、『浜C独特のクセは、ダメなプレーで更に引き立つわけで、今シーズンは活躍し過ぎたね。』という答えが返ってきた。更に一昨年末に放送された、スポーツバラエティー番組『目指せ！！遅球王選手権』で、瞬間最高視聴率を記録したという、浜Cのクセしか感じられないピッチングも、『ヒットを打てない浜Cが、クセだらけのフォームから放たれる球速50キロで、投手転向に挑むから笑えるわけで、ヒット量産の浜Cじゃウケないんだよね。』と、大物放送作家らしくバッサリ切り捨てた。
これが浜Cの言う『好事魔多し』なのかも知れないが、会見が終了した後も馴染みの記者達を捕まえては、『次のリアル野球盤とか、杉谷の代わりがオレで、ゴルゴの代わりにTAKEZOとか、セットでオファー来るんちゃうかなぁ～っ。帝京出身じゃないからマエケン率いるオールジャパンの方かもしれんな・・・ギータとオレのレフティコンビとか痺れんか・・・自分らもそう思うやろ！！』と悲しすぎるくらい有頂天が続く。更に『それになぁ～、東京タワーに蝋人形館ってあるやん。アソコからは確実にオファー来るって思ってるんよ。スライディングの格好で天井から吊るとするやん。もう躍動感だらけでヤバ過ぎるやん・・・自分らもそう思うやろ！！』と吹きまくり、最後まで絶好調な浜Cだった。
※注 東京タワー蝋人形館は2013年に閉館
オニタカスポーツ2018 Vol.3 慌てん坊将軍N藤・・・家庭の事情で保留1号！！
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当然ことながらフィクションですし、チームに所属していない方には、面白くも何ともない内容だと思いますので、スルーしていただいたほうがよろしいかと思います<(_ _)>
2018年納会も終わり、いよいよOPBCナインにも契約更改の季節が訪れた。巨人にFAした丸や、横浜の筒香らの景気のいいニュースが流れているだけに、OPBCナインも是非あやかりたい・・・というのが本音だろう。そんなOPBCナインの初陣には、新元号に変わっても変わりそうにない、確立された慌てん坊キャラの内Tが登場。球団事務所に詰め掛けた記者達から、『たまには慌てないで、ゆっくり交渉に臨めないんですか？』と結構きつめの質問が飛ぶが、『家庭の事情で今日しか来れない！！』と答えると、息を切らしながら交渉の場に向かった。
2017年 安打5 打率0.208 打点6 盗塁2 出塁率0.296 長打率0.375
2018年 安打13 打率0.255 打点13 盗塁8 出塁率0.309 長打率0.451
交渉時間わずか10分という異例の速さでプレスルームに現れたN藤は、まだ息があがっているようで、息を整えながら席に着くと、テーブルに置かれたミネラルウォーターを口に含んだ。記者達から交渉結果について質問が飛ぶが、淡々とした表情で『保留した』を素っ気なく繰り返すばかり。『それは球団の評価に不満があるってことですか？』と追及されると、『いや、そういう訳ではではないんだけど・・・』と歯切れの悪い返事しか返ってこない。しばらく押し問答が続いたが、しびれを切らした１人の記者が、『じゃあなんで保留なんですか！！』と語尾を強めると、防戦一方だった内Tも『家庭の事情だろっ！！』と逆切れで応戦。しかし記者は一歩も譲らず『じゃあ家庭の事情ってなんなんすか！！』とさらに語気を強める。ここで一気にケリをつけようと、N藤は『家庭の事情は、家庭の事情でしょうがぁ～♬』と、全く似ていないT田鉄矢のモノマネデかわそうとしたがしたが、かえって火に油を注ぐ結果に・・・。モノマネが滑ったっ時点で、球団広報も慌てて間に割って入り、なんとか収束を図ろうとするが、報道陣のボルテージは一向に収まらない。事態を重く見た球団広報が警備会社に連絡しようとしたその時、おもむろにN藤のスマホが鳴った。
画面で発信元を確認した内Tは、必死の形相で『ちょっと静かにして～っ！！』と絶叫モードで騒ぐ報道陣を一喝し、騒ぎが落ち着いたのを確認して、姿勢を正しながら通話ボタンを押した。『・・・はい、・・・はい、牛乳と・・・えっサバ缶？？？』真剣なまざしでスマホを耳に当てるN藤に、記者がマイクを向けようとした矢先、いつも以上に慌てながら『・・・はいサバ缶ね～っ・・・分かりました～っ！！』と電話を切った。気を取り直した記者が『・・・で家庭の事情なんですけど』と仕切り直そうとするが、N藤は『まさに家庭の事情ナウっ！！』叫びながら、唖然とする報道陣を置き去りにして、ダッシュで球団事務所を後にした。どうやらカミさんから、買い出し指令が飛んで来たようだ。
『カミさんの指令が家庭の事情ってことは、カミさん指令でハナから保留したってことか？』と１人の記者が呟くと、一様に他の記者達も頷きながらプレスルームを後にした。ガランとしたプレスルームに現れたのは、いつもの掃除のおばちゃん・・・鼻歌まじりに掃除機をかけ始めたが、思い出したように掃除機を止めると、『サバ缶か・・・売り切れてなければ」いいね』と呟くと、また掃除機をかけ始めた。その頃おばちゃんの心配的中・・・空前のサバ缶ブームで、コープ⇒かわしん⇒西友を駆け巡りながら、いまだサバ缶に巡り合えないN藤は、玉のような汗をかき息を切らしながら、『ダイエーにもなかったら、牛乳だけ買って土下座しよう』と自分に言い聞かせていた。
関係筋の話では、球団の提示は現状維持の5,250万(推定)で、こちらも土下座が避けられそうもない水準のようだ。打撃成績はアップしたものの、得点圏打率の低さや、守備面のやらかしが響いているようだが、N藤の契約更改記事の見出しが、新たな家庭の事情を生まないことを願うばかり。幾多の家庭の事情を乗り越え、契約更改も乗り切って欲しいものだ。
オニタカスポーツVol.2 OPBC2019年度体制決定！！
日本列島にようやく冬将軍が現れた先週末、OPBC球団事務所で、球団代表とTAKEZO現監督
の会談が行われた。この席で球団代表から、正式な監督留任要請を受けたTAKEZOが、その他
スタッフ体制の確認を行った後、監督留任を受託した。関係筋の情報では単年契約で、PLB優勝
あるいはISTのA級復帰を果たした場合、2020年度以降は監督契約を結ばないという、異例の契
約解除条項が設定されているという。
また、TAKEZOが別チームに選手登録されているIMLBは、西W進の新監督就任が決まった。
ISTでは別チームながら、長年A級の監督として辣腕を振るった名将の監督就任は、IMLBでBクラ
スに低迷し続けるOPBCにとって、最高の起爆剤になると期待は高まるばかり。一方で、朝事情に
めっぽう弱い前任監督Y中や、朝寝坊将軍が肩を並べる若手選手たちにとって、厳しい壁になる
ことは間違いなく、プレー以前に生活習慣の改善を迫られることになりそうだ。これでPLB・IST・J
LBはTAKEZO監督、IMLBがN脇進監督による新体制が確立し、主将についても近く発表される
予定。おそらくは、4大会に全て選手登録しているメンバーから選ばれるものと見られ、I塚やY田
あたりの名前が取りざたされているほか、主務を半ば強引に放り投げた、助っ人不法入国者「
チェキーラ」に、なにか面倒くさい役割を押し付けようという水面下の動きもあり、最終決定まで
予断を許さない展開になりそうだ。
以上の通り、2019年度体制は固まりつつあるが、一方で12月9日に予定されていたウィンターキ
ャンプが急遽中止になるなど、チームの運営状態を不安視する向きも少なくない。縦じまユニ時
代から生粋のOPBCファンだと公言する、鬼T在住でスキンヘッドが自慢の宮Tさんは本紙の取材
に対し、「最近は鬼T小校庭でナイター練習しているOPBCナインを見ることがない。以前は真冬で
も、深夜までコル○ンプラザの駐車場でキャッチボールしていたのに・・・。」と不満を漏らし、「JLB
トーナメントの決勝だって、ちゃんと練習して普通に守っていれば楽勝だっただったのに・・・一体
どうなっちゃったのか。」と嘆き肩を落とした。球団広報によれば、主力選手のファンサービスイベ
ントがずれ込んだため、やむを得なくキャンプを順延したとのことだが、練習不足の指摘は、ここ
数年多くの評論家も声をそろえるところであり、来シーズンに向けた課題なのは間違いない。
シーズン開幕まで限られた時間の中、常日頃から「人は練習した分しか上手くならないし、練習
で出来ないことは、試合でも出来やしない。」を公言するTAKEZOは、この課題にどう向き合うの
だろうか。順延されたというウィンターキャンプは、2019年1月3日の恒例「投げ初め打ち初め新年
会」を皮切りに、1月14日、1月20日に予定されている。
オニタカスポーツ2018 Vol.1 OPBC2018納会速報
師走に入ったいうのに、なんとなく暖かい日となった12月1日、船橋市内の三ッ星中国料理店
でＯＰＢＣの納会が開かれた。翌日にＪＬＢトーナメントを残す、変則的なスケジュールにも関わ
らず、ＪＬＢ主力を含めた選手たちが集結した。例年この時期は来シーズンの監督問題で揺れる
ＯＰＢＣだが、今年に限っては平穏な形で納会を迎えることができ、選手も球団関係者もリラック
スした楽しい夜になったようだ。
納会は選手会主導の総会と、その後に行われる球団主催の宴会で構成される。冒頭の総会
では、主に2019年シーズンの新ユニフォーム製作や、それに合わせた背番号変更について協
議が行われ、結果については球団広報通じて、年内にも発表される見通しだ。新ユニの推しデ
ザインは最近はやりのワチャワチャしたカモフラ系で、若者を意識していることから、高齢化が
進むＯＰＢＣナインには似合わないだろうと、マスコミ関係者は一致した見方をしているようだ。
新ユニフォームのポスターモデルは、既に最年長のニャカ村に絞られ、キャッチコピーも『馬子
にも衣装』に決定した模様。
背番号に関してはＩＳＴの規定緩和により、30以上の数字を選べるようになった。選択肢が増
えることで、過去からエースナンバーやMrプロ野球の背番号を、がっちりキープして来た古参
選手たちとの動向が気になるところ。特に数年前、18番ヤルヤル詐欺疑惑を引き起こした、土
佐の二刀流に注目が集まる。また、老若入り乱れるルーキーたちも、どのような番号が与えら
れるのか楽しみだ。
そして、今年は問題化していない来シーズンの監督について、選手会としてはTAKEZOの留
任を球団に申し入れることを決定したようだ。TAKEZO自身は選手専念を希望したようだが、
他の選手が手を挙げなかったため押し切られた形になった。近く球団代表と会談の場を持つ
ことになるが、フロント上層部もTAKEZO留任を容認する構えで、単年契約での留任が濃厚
と見られる。TAKEZOに近い情報筋によれば、PLBあるいはISTの優勝をトリガーとした、契約
解除条項を受任の条件とするらしく、来シーズンも妥協無く勝利を目指す、TAKEZOの采配を
見ることが出来そうだ。
総会後の宴席では、OPBCオフィシャルスポンサー『ア○アスポーツジャパン』から、2018年
度の表彰選手が発表された。新人賞は『汚い関西弁を操る福井人・・・中Z』、『コバヤ○より
もちょっと打てない捕手・・・Y橋』、『らっきょマッチョなピザ配達・・・西W』の3名が選ばれた。
特別賞はカムバック賞の位置づけで、後半戦に華麗なバットさばきを復活させた『目の付け
どころが違う蝋人形・・・H地』が受賞。試合でたびたびさく裂させた『蝋人形スライディング』
は、流行語大賞にもノミネートされた。優秀選手賞は『センターでたなびく真っ赤なスカーフ
・・・吉D』と、『盗んだバイクでゆっくり走る・・・稲D太』のW受賞となった。いずれも過去の最多
安打を大きく上回る活躍が評価されたものだが、特に落Aに並ぶ３度目の三冠王をとった
I田太は、MVPと目されていただけに、会場がざわめく一幕もあった。ざわめきが収まった後、
栄えある2018年度MVPには、『秋葉原のブラック社長・・・大N』が選ばれ、会場のボルテージ
も一瞬で黒に染まった。ハーラー単独トップの8勝が評価されたものだが、これを機に人格の
オフブラック化を望む声も少なくない。N産ゴー○に続く、国税のターゲットはO野という根強
い噂があるだけに、できれば逃げ延びてほしいと願う報道陣からも、惜しみない拍手が送られ
ていた。
なお、この模様は『外観開通記念番組』として、大みそかの19：00～24：00市川ケーブルTV
で放送される。紅白どころか『○ってはいけない』や『RI○IN』もまとめてぶっ飛ばす・・・と、関
係者は一様に鼻息が荒く、年末年始番組の台風の目になりそうだ。