こんにちは
宝塚市産前産後サポート事業
『ほっとスペース天』です。
梅雨に入り
紫陽花の花がとてもキレイですが
いよいよ日差しが
強くなってきましたねー☀️
新型コロナウイルス感染予防対策のため
マスクしての外出は、暑苦しくて
大変ですよね〜
空気が通りやすいマスクにすると
感染症対策になるのかが疑問ですし
周囲に人がいない時は外して
クールダウンするなどの
熱中症対策もしてくださいね~
🔶4月20日のブログでは
『ビタミンDと紫外線のお話し』と題して
1日に数分くらい
手の甲に当てるくらいの日光浴は
サンシャインビタミンと呼ばれ
ビタミンDが生成されたり
免疫力の向上や
心や神経のバランスを整えたり
幸せホルモンのセロトニンが生成され
近年増えている、子どものくる病予防に
つながるとお知らせしました。
しかし、これからの夏場の外出時には
気軽に日光浴〜なんて
いってられないですよね
そこで、今回は
赤ちゃんの熱中症の対策について
お知らせします
赤ちゃんは汗をかきやすく
汗と一緒に、水分や塩分が失われ
体温調整がうまくできなくなって
しまいます。
また、体内の体液とよばれる水分量が
大人の60%に比べて
新生児で80%
乳児で70%と多く
脱水症状も起こしやすいと
いわれています。
さらにベビーカーでは地面に近いため
地面からの反射による熱の影響を
受けたり
背中とシートが密着しているので
熱がこもり
蒸れやすい状態になっています
体温調整機能が未熟な赤ちゃんは
大人が暑いと感じているときは
もっと暑くなっていると思われるので
暑さを防ぐ対策が必要なんです。
⭐️赤ちゃんの熱中症対策
1.できるだけ暑さを避ける
日差しが強くなる午後の時間帯は
外出を避け、どうしても外出しないと
いけない時は、出来るだけ日陰を
選びましょう。
2.通気性のよい衣服や帽子を
蒸れやすい背中の部分は、時折
熱や湿気をとってあげるようにする。
3.こまめに水分補給を
授乳タイムにこだわらずに
外出前にも麦茶を飲ませたり
離乳食が始まっていれば
汁物のメニューも加えるなど
こまめな水分補給を意識する。
4.ベビーカーには保冷剤を使用する
ベビーカーの背もたれのところに
冷やした保冷剤を入れておく。
冷た過ぎないか調整してくださいね。
5.赤ちゃんの体調を整える
赤ちゃんも暑いと体力を消耗しやすく
なるので、睡眠や栄養面など
生活リズムを整えましょう。
赤ちゃんの体調がすぐれないときは
外出を控えましょう。
⭐️熱中症の原因となる
脱水症状の見分け方
①わきの下が乾燥していないか
②親指の爪を押して離した時に
すぐに赤くもどるか
③皮膚の弾力性が無くなり、
つまんで離した時の形が
3秒以内に元に戻るか
④舌が乾燥していないか
⭐️熱中症のサイン
赤ちゃんの顔が赤い
体に触れると熱い
ぐったりしている
おしっこの量が少ない
⭐️熱中症の対応
赤ちゃんを、日陰やエアコンのきいた
涼しい部屋に運びましょう。
首すじや、脇の下に、保冷剤や
冷たいペットボトルなどを当てて
体を冷やす。
ベビー用イオン飲料などを少量ずつ与え
水分補給する。
飲まない時は、母乳でもOK
新型コロナウイルス感染症対策で
外出を控えてきたことから
私たちの体は、暑さに対応する
準備ができていませんでした。
これから梅雨が明ければ猛暑の本番☀️
日増しに、暑さが厳しくなってきます。
熱中症対策も少し意識しながら
お過ごしくださいねー
(大門美智子先生監修)