４月から、ほっとスペース天の担当を
始めました助産師の足立です。
今回は、ビタミンＤについて
のお話しをさせていただきますね。
妊婦さんと赤ちゃんに必要な
日光浴していますか〜
新型コロナウィルスの影響で、
外出を自粛されている方も多いと思います。
日光を浴びる機会が少ない生活が続くと
懸念されるのは、ビタミンＤ不足です
ビタミンDには様々な作用がありすが、
中でも妊婦さんと産後のママに
知っておいてもらいたい情報を
いくつかあげますね。
ビタミンDは
＊カルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素
ビタミンDが不足すると
骨の発育不良を起こし、
Ｏ脚や背中が曲がる「くる病」
になる事があります
＊免疫力の向上
＊心や神経のバランスを整える
幸せホルモンセロトニンが生成される
などなど沢山の作用があります。
免疫力を上げてコロナに負けない身体をつくり、
疲れた心を和らげてもらいたい私達に
必要なビタミンといえますね❣️
ビタミンＤは
サンシャインビタミン
サンシャインビタミンともいわれ、
日光浴をすることで体内で生成されます。
このビタミンDを生成する作用のある
紫外線UVBは窓ガラスを通過しないので、
窓越しの日光浴では意味がありません。
ぜひ、数分間だけ日光を浴びましょう！
日焼け止めも塗らない方がよいです
夏場なら5分ほどで十分ですが、
今の季節なら15-20分が目安です。
裸になる必要はありません
日焼けするほどの日光浴も必要ありません。
普段の服装に、両手の甲くらいの面積が
当たれば効果があります。
おうちのベランダや、
近所のお散歩で良いので
新鮮な空気にふれる外気浴のついでに
少しだけ日光にも触れてみましょう 
食事からもビタミンDを 摂取する事ができるんです
• サケ、マグロ、サバ
といった脂肪性の魚は
ビタミンDの最良の供給源！
• しらす干しやキクラゲもおすすめです。
• 牛のレバー、チーズ
卵黄も少量含まれます
• 
キノコ類、
キノコ類、 特に干し椎茸はビタミンDが豊富
日光が浴びれない日は、
是非意識して食べたいですね
数分間の適度な外気浴で
サンシャインビタミンの生成
適度な日光浴をする事で
完全母乳のお母さんも
不足しがちなビタミンDを補えます
ぜひ、自粛生活のなかでも
お散歩や外遊びなどの『外気浴』で
新鮮な空気や日光を適度に浴びて
赤ちゃんの抵抗力や骨の成長を促して
元気に過ごしてくださいね 
◆適度な日光浴は大切ですが
紫外線の害についても
追加でお伝えします
1980年代にオゾン層の破壊が進み
有害紫外線の増加が
危惧されるようになりました。
ヨーロッパやオーストラリアなど、
紫外線の影響を受けやすい
白人系人種が多い地域で、皮膚がんなどの
健康を害するケースが増えたのです。
それを受けて世界保健機関（WHO）などの
国際的な機関が、紫外線の有害性や
その防止策を発表しました。
そうした環境要因と、
大人に比べて2分の1程度と
皮膚が薄い赤ちゃんへの影響を重くみて、
1998年には、母子手帳の記載が『日光浴』
から『外気浴』に変更されました。
紫外線を浴びると、保湿機能の低下や
大人になってからシミ・そばかすが
できやすくなるだけではなく、
皮膚がんの発症率を高めるともいわれています。
特に女性は、美容上の問題で
紫外線を避ける傾向にありますよね。
日光は浴びすぎても、浴びなくても、
どちらもよくありません。
どの程度の紫外線を浴びれば
ビタミンＤの生成に「メリット」があって、
どの程度以上の紫外線の照射が
皮膚に対して「リスク」となるかを
知りたいですよね。
その適度な日光浴を知ることができる
サイトをご紹介します。
『国立環境研究所 ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報のモバイル用簡易サイト』
日々変化する紫外線量を計測して、
何分間日光浴していいのかがわかります。
気にし過ぎるのもよくありませんが、
目安にする程度ならいいですよね。
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/mobile/index.html
ハワイのヒーリングスポット
この〜木なんの木
モンキーポッドという木なんです。
スクスクと青空に向かっている大きな木に
太陽も輝いていますねー
紫外線が気になるという方も
必要な分だけ
上手に日光浴を☀️
気持ちも晴れやかに
ほっとできる時間を
過ごしてくださいねー