昨年の秋、栃木県の奥塩原・新湯温泉へ行ってきました。
塩原温泉街を抜け、脇道へ入ると、そこからは本気の山道。
「本当にこの先に温泉あるの?」と少し不安になる頃、急カーブの斜面に張り付くように建つ数軒の旅館が現れます。
ああ、秘湯感がすごい😍
さらに奥へ進むと、景色は一変。
白い湯けむりがもうもうと立ち上る荒涼とした大地。
ここは 爆裂噴火跡 🌋🌋🌋
いまも「シューーーー」と不気味な音を立てながら噴気が上がっています。
(爆裂噴火跡の動画)
地球、いまも現役です。
その目の前に、ちょこんと建つ小さな湯小屋。
新湯には三つの共同湯があります。混浴の「寺の湯」、男女別の「中の湯」、そして奥に「むじなの湯」。
今回は「中の湯」へ。
入口の缶に300円を投入。
扉を開けると、かごが並ぶ棚と、4人入れば満員御礼の浴槽。
さっそく、「すっぽーん」と脱いで入湯。
灰色がかった硫黄の香り濃厚なお湯。さきほどの噴気孔からホースで引かれた源泉が、そのまま流れ込んでいます。
まさに“さっきまで地中にいました”という鮮度。
体感42度ほど。
じわじわと体の芯まで温まります。
派手さはないけれど、パンチは十分 👊
静かに効いてくるタイプの名湯です。
これらの共同湯は、すべて地元の方々の管理。
300円でこの体験ができるなんて、ありがたいを通り越して申し訳ないくらい🥲
湯けむりの向こうにあったのは、地球の熱と、人のやさしさ。
そして湯上がりの私は、ほんのり硫黄の香りをまとって大満足でした。




