森の中を歩いていたら、落ち葉の中でつやっと光るものがあり、思わず足を止めました。
近づいてみると、まるでプリンのような丸い黄色い物が、ひょっこり顔を出しています。
白い袋のような部分から押し出されるように生えている姿がちょっとかわいらしい。
「がんばって出てきたんだなあ」と勝手に応援したくなる雰囲気があります。
この形は、キノコではよくある“卵の時期”で、テングタケの仲間が若いときに見せるスタイル。
色が鮮やかなので、タマゴタケの仲間かもしれませんが、成長して傘が開かないと判断はむずかしい種類だそうです。
とはいえ、森の中でこんなに鮮やかな黄色に出会うと、それだけでちょっと得した気分。
次に来たときは、もう少し大きくなって傘を開いて「じゃん!」と本気の姿を見せてくれるかもしれません。
小さな存在でも、こういう予想外の出会いがあると、植物を探索している時間がいっそう楽しくなります。
