温泉に行くと、休憩所の壁や脱衣所に貼ってある、あの文字だらけの紙。
つい「難しそう…」とスルーしがちですが、実は 温泉分析書 といいます。
要するに、温泉のお湯がどんな子なのかをまとめた“プロフィール帳”みたいなものです。
ざっくりポイントだけ読むと、温泉の楽しみ方がちょっと変わります。
どんなことが書いてあるのかというと、
● 泉質(せんしつ)
まず目につくのがこれ。
炭酸水素塩泉、硫黄泉、塩化物泉…など、お湯の“性格”や“得意分野”が分かります。
「今日は美肌系を攻めたい!」とか、そういう選び方もできちゃう部分です。
● 成分の量
ナトリウム、カルシウム、メタケイ酸など、何がどれくらい溶けているかが数値でずらり。
難しく見えても、ざっくり「濃い=効きそう」でOKです。
● 温度とpH値
源泉が何度なのか、酸性かアルカリ性か。
草津の“強酸性”なんかもここに表記されています。
「この温泉はつるすべ系かも」なんて予想できます。
● 加水・加温の有無
源泉そのままか、温度調節しているか、循環しているかなどが書かれています。
“かけ流し派”の方がチェックするのはこのあたり。
● 効能(適応症)
冷え性、肩こり、疲労回復…など、期待できる効果の一覧。
読んでいるだけで少し健康になった気がします。
温泉分析書は、お湯の“正体”がひと目で分かる便利なプロフィール。
難しそうに見えても、泉質・成分・温度・pH・加水/加温の5つだけ見ればOKです。
次に温泉へ行ったら、入る前にちょっと壁をのぞいてみてください。
その一瞬で、温泉がぐっと面白くなりますよ。

