次の目的地は、いよいよ憧れの酸ヶ湯温泉。
弘前市内を後にして、津軽と南部を結ぶ国道394号線をゆっくり進みます。
道中で思わず車を止めたのが、今回のルート最大の難所とも言われる「城ヶ倉渓流」をひとまたぎする 城ヶ倉大橋。
上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇り、谷底までの高さはなんと122メートル。見下ろすと足がすくむほどですが、そこから眺める八甲田山系の景色は圧巻で、四季折々の風景が旅人を迎えてくれます。
ただ、この橋の周辺は自然の厳しさも一級品。
11月から5月までは数メートルもの雪に閉ざされ、まるで白い世界に飲み込まれてしまうそう。
さらに、渓流の水は強酸性で魚が生息できないほど過酷です。
それでも…いや、だからこそ惹かれてしまう場所。
人を寄せつけないような厳しい自然が、逆に強い魅力となって心に残ります。
この先に待つ酸ヶ湯温泉も、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。

