へい、走る/B'z | 10,000Days

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シングル化はされていないようですが、今年リリースされたB'zのアルバム『NEW LOVE』収録の『兵、走る』が”リポビタンDラグビー日本代表応援ソング”としてCMでも流れていますね。


熱い歌詞がスポーツに良く合うと思いますし、僕も結構好きな曲なのですが、この曲に限っては稲葉浩志
さんの歌よりも松本孝弘さんのギターよりも、腹にズシンと来るドラムが格好良いです。

それでは、もうCMで聴き飽きたかとは思いますが、取り敢えず『兵、走る』を聴いてみてくださいな。

ところで僕はつい先日までこの曲のタイトルを『兵(へい)走る』と読んでいて「変なタイトルの曲だなぁ..」と思っていたのですが、どうやら『兵(つわもの)走る』が正しい読み方のようですね。

我ながら恥ずかしい間違いをしていたと思いますし”へい、走る”と読んでいたのが僕だけではない事を今はただただ祈るばかりです。

因みに「兵」を「丘」と間違えていたうちの妻は、この曲のタイトルをずっと『丘(おか)走る』と読んでいたようです。

漢字の読み方以前に、漢字そのものを間違えていては話になりませんよね(..と、僕が偉そうに言ったところで目糞鼻糞ですが..)



うちの会社のスポーツ好きの先輩に「ラグビー観てみなよ!」と散々薦められ「ええ、ちょっと観てみますよ!」と快く応えた僕ですが、先日の日本対サモア戦(この記事は二週間以上前に書いており、その当時はサモア戦が一番近い試合でした..)は試合開始5分くらいでチャンネル変えました(笑)

スポーツ観戦が嫌いという訳ではありませんが、野球、サッカー、ラグビー等の団体競技はどうも性に合わないようで、どう頑張って観てみても楽しむ事が出来ません。

先日はサモア戦との事ですが、そもそも僕の場合”サモア”と聞いて真っ先に連想するのはサモアの怪人マーク·ハント(格闘家)ですし...


基本的に僕は格闘技脳ですし、スポーツと言えば格闘技くらいしかまともに観ませんし、たまに観るとしても体操等の比較的地味なスポーツですしね...

そんなこんなで、結局昨今の話題(ラグビー)にも乗れないまま世間から取り残された日々を過ごしている僕ですが”ラグビーの代わり”とでも言うべきか、最近は何故か1984年〜1985年に掛けてTBSで放映されていた伝説の熱血スポ根ドラマ『スクールウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』をTSUTAYAで借りて観ております(ラグビー繋がりという事でね..)


僕がスクールウォーズをリアルタイムで観ていたのは小学生の頃でしたが、当時は夏休み等にも「またかよ..」というくらい再放送されていましたね(まぁ、それでも再放送される度に欠かさず観ていましたがね..)

大昔のドラマなので流石に現在は再放送などしませんが、どちらにしろこのドラマは今の時代に地上波で流すには”ウサギ跳び”や”喫煙”等、時代錯誤且つ、現代の倫理観にはそぐわないアウトな描写が多過ぎますね。

特に喫煙に関しては、世の中がまだまだ喫煙に対して寛容だった時代でしたので、劇中では不良生徒達は勿論の事、教師でさえも放課後の職員室で当たり前のように煙草を咥えるシーンがあったりします(あの頃は今のように喫煙ルームなどという物も存在しませんでしたし、近くに灰皿さえあればどこでも煙草が吸える時代でしたものね..)

更に、スクールウォーズは主題歌が流れるオープニング映像で女子高生が不良男子にスカートめくりをされてパンツ丸見えになるシーンがあり、しかも、このオープニング映像は毎回同じなので、それはつまり毎回ドラマが始まる度にこのパンツ丸見えシーンが流れる訳ですが、これも規制の厳しい現代では恐らくアウトでしょうね。

これらの様に、現代に於いてスクールウォーズはNG扱いされる要素の多い問題作なのですが、その中でも最も問題視されるであろう要素は、主人公の川浜高校ラグビー部監督、滝沢賢治山下真司)による愛溢れる”体罰”でしょう。

その象徴とも言えるのが、宿敵、相模一高に109対0という大敗を喫した川浜高校ラグビー部の部員達が試合後のロッカールームで一人ずつ滝沢に殴られるシーンで、これはドラマの名場面のひとつにも挙げられるのですが、残念ながら今の時代にこれを地上波で放映したら大問題でしょう。

因みにこのシーンの中で滝沢が涙ながらに「おまえら悔しくないのか!」と部員達を叱咤した際、部員の一人、森田光男宮田恭男)が「悔しいです!」と絞り出すような声でそれに応える一幕があるのですが、これがお笑い芸人ザブングル加藤の顔芸「悔しいです!」の元ネタになっているのは有名な話です。



そして、実は滝沢が部員達に涙の鉄拳を食らわしているその隣のロッカールームでは、川浜高校に大勝した相模一高ラグビー部の監督が「おまえら109点しか取れないとは何事だ!」と怒声を上げて、これまたラグビー部員達を殴りつけていたりします。

当時、このシーンを観ていた僕は子供ながらに「このドラマは狂ってやがる..」と思ったものです。

そんな、かなりブッ飛んだ熱血スポ根ドラマのスクールウォーズですが、久し振りに観たら余りの面白さについつい先が観たくなり、TSUTAYAへ続きを借りに向かったところ、なんと全巻借りられておりました(泣)

恐らく、昨今のラグビーブームに影響された僕と近い年代の誰かが”ラグビー=スクールウォーズ”という発想で借りていったのでしょう。

皆考える事は同じですね、チクショウ...


ところで、ラグビーの応援ソングとして定着しつつあるB'zの『兵、走る』も悪くはないですが、僕等くらいの世代なら、やはり”ラグビー”と聞いて連想するのは麻倉未稀さんが歌うスクールウォーズの主題歌『ヒーロー』なのではないでしょうか。

そんな訳で、最後はこの曲を懐かしの映像と共に聴いて頂きましょう。