天災 | 10,000Days

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今でもよく覚えているのは2005年の冬頃の中日新聞の一面の”今後10年以内に東海大地震が発生する確率85%”という見出し。

当時はそれを読み「僕の人生も長くてあと10年か..」と一人大袈裟に戦々恐々としていたが、あれから15年近く経った現在も大地震が来る気配無し。

発生しない確率15%の方が当たったのかな?

近年頻繁している台風に関しても僕の住む街は見事なまでに大きな影響無しの連続。

2000年の東海豪雨では、僕の従兄弟の家が床上浸水し、家族揃って僕の実家に緊急避難する等の被害を被っているが、僕自身は当時千葉県松戸市に住んでいた為、被災状況を話で聞いただけだ。

そして今回の過去最大とも言える台風19号も、東海地方は暴風域に入っていたにも関わらず我が街はほぼ無傷。

”過去最大”なのに”過去最小”と言っても過言ではないくらい無傷。

ちょっと雨が降って、ちょっと風が吹いた程度。

午後9時を過ぎた頃には我が街は月明かりに照らされていた。

よって僕は生まれてこのかた大きな天災を現段階では経験していない。

経験していないから実感が無い為、災害に対する意識もいまいち低い気がする。

いつだって「こっちの方は大丈夫だろう..」という甘い考えが消えない。

千葉県松戸市に6年ほど住み、漫画の持ち込みばかりではあったが都内のあちこちに足を運んでいた過去がある僕にとって、今回の台風19号で甚大な被害を被った関東圏の中には、それなりに馴染みのあった地域もある。

松戸時代から親交のある関東在住の友人が多摩川近くに住んでいるとの事で心配していたが、先日無事を確認した。

これは本当に安心した。

もうかれこれ5年くらい会っておらず、今はLINEとブログのみで生存確認程度のやり取りしかしていない間柄だが、松戸時代に親交のあった友人達の中で唯一今でも連絡を取り合っている友人だ。

台風19号の影響による死者、行方不明者の数もまだこの先変動していくのだろう。

災害による犠牲者が一人でも少ない事を祈りたい。