感情、受容の女性性の水のエレメントが
７月以降は
自由、自立の男性性の火のエレメントが強調されます。
水の上半期に、今までの変化を受け入れ
心身の充足をしたのちに
火の下半期に、新たな環境で未知の可能性にチャレンジする
という流れ。
今年の上半期に、水のエネルギーを意識して取り入れ
ることが、下半期の飛躍につなげつコツです。
今回は、今年上半期のポイントとなる
水のエレメントの課題について
私が気づいたこと、考えたことを。
なが～いわたしの告白とともにご紹介します。
さて、水は「感情」を司り、仲間、同族意識からの一体感
またそれによる変容を意味します。
守られている安心感により開く可能性にも
集団圧力により否定される自由な個人の在り方とも
なりうります。
特に、現在、修行・管理の土星は
心を決めた対象と一体化することで根本的に生まれ変わり
一人では不可能だったことを可能にする力を手に入れる
水の不動宮の蠍座を運行しています。
土星の蠍座の運行は
2012/10/6～2014/12/24まで続くのですが
その間は、
与える、受け取る
ということについての訓練の時期なのですね。
「与えること」が一般的には善きことのように言われるのですが
実際は、「受け取ること」に苦手を感じている方
もしくは、一方的に「与えること」に注力して
「受け取ること」をしていない方が多いように感じます。
でも、与えるも受け取るも、
吐いて吸う呼吸のように
両方セットで存在しています。
受け取りたいなら、与える。
与えたいなら、受け取る。
この交換から、個人と他者や環境との相互関係がうまれ
生きる世界で、エネルギーが循環していきます。
私は蠍座生まれで
それ以外にも出生のホロスコープに
水のエレメントをたくさんもっているんですが
いまでも
与えることも、受け取ることも
ちゃんとできていない気がしています。
与えるときに、相手が私の思う通りになるよう
支配的な期待していたり
受け取るにも、相手の支配的な期待を恐れて、
与えらえたものに込められた
相手の感情を無視したり。
いま宇宙から水のエネルギーが降り注いでいる中
自身の中の、授受についての恐怖
その奥にある、親密になることを心底求めながら
親密になった関係が壊れることを恐れている
そんな自分にも気づきました。
水で親密になれば
自他境界をとかして、相手と一体化します。
つまり一度、自我を守る殻が壊れるってこと。
今の私に、それがどうしょうもなく怖いんですよね。
また痛い思いをするのでは？
裏切られるのでは？
奪われるのではないか？
支配されるのではないか？
私に優しくしてくれたり、近づいてくる人には
一度はそういう疑う気持ちを持ちます。
もう人間関係で痛い思いをしたくない！
というのも、本心では、
無条件に受け入れてくれる人や環境をもとめていて
それができない不安から
親密な関係を作りたい思いが支配にかわり
感情が決壊したダムのごとく
与えるように見せつつ我の押し付け、相手を壊したり
自分以外の誰かの思いや責任をおって
犠牲的に頑張っては、報われないどころか
悪者扱いをされて、所属している環境を追われる。
ということをずっと繰り返してきた過去があります。
今も、恋愛でも仕事でも、友人関係でも、
正直、あんな思いを二度としたくない。
と強く思い、誰に対してもガードが固く、高くなっています。
最初は、だれとも距離を取るし、
私が設定した、壁を超えてきた人は
冷酷に突き放すか
猛烈な批判でこき下ろします。
（身近な友人は良く知るところです。）
こういった恐怖と犠牲者意識から
私の外側の
人や生きる世界を見てると
全てが敵に思えます。
手を差し伸べられても、罠や攻撃にみえて
その手を払いのけるか
気付かないふりをしてスルーしてしまう。
自己不信から、
与えられるエネルギーを受け取ることができていない。
でも好きな人、信頼できる人には
与えたい、受け取って欲しいと思うから
エネルギー的に飢餓状態の身を切りとるような、差し出し方をする。
そんな犠牲的行為には
私の期待通りの反応の行動をしてね、という支配的な
一体化欲求が生まれてきますね。
私の中のそんな厭らしさを恥じているので
誰から差し出されれば、支配されるに違いないと
疑って受け取らない。
そうして、私は無価値だ、愛されるわけがない。と決め込んで
と、自己不信のスパイラルに入っていくわけです。
恐怖の不信の色眼鏡で、全てを見てりゃ当然そうなっていきます。
しかし、昨年から今はどこにも所属せずフリーになり自営業を始めて
色んな人との関わりがでてきて、相互に助け合う、支え合うことを
自営業の先輩たちがやっているのを、目の当たりにしてきました。
新参者で後ろ盾のない私に、声をかけてくれたり
気遣ってくれたり、アドバイスをくれたり、紹介してくれたり。
怖がって疑ってるだけだと仕事にならない。
つまり、食っていけない。生きていけない。
やりたいこともできない。
そろそろ犠牲者意識の色眼鏡をはずさなくては
という時期にきたように思います。
それに、宇宙のサイクルと繋がり本来の自身を取り戻すために
占星術を使い、読み解き、アドバイスしている私がそんなでは
看板に偽りあり過ぎ、詐欺になるんですよ。
いやでもね、急に色眼鏡を外すのは怖いです。
だけど、色を少しずす薄くすることならできると思う。
そして、色眼鏡をしてたって
それを飛び越えて私の中に入ってくるエネルギーは
今までも確実にあった。
嬉しいものだけじゃなく、不快なものも。
ただそれらは、どんな形であれ、
私に関心をもってくれる人から与えられるもの。
正直、怒りや嫌がらせの当てつけには
辟易するし、ムカつくんだけど
その人たちだって、
私に関心という相当強いエネルギーを放出させてる。
急に不快なものまでを、愛だ！
なんて手放しに受け入れることはできないけど
時間をかけてそれの強い負の感情の奥にある
もしくは軸になっている
善悪のないエネルギーそのものを見て感じてあげられたら
何より私が楽になるだろうな、と。
まずは、できることからと
私を助けて励ましてくれる方たちや
時間とお金という有限の資産まで提供してくれるお客様の
思いをきちんと、受け取っていこうと思いました。
今までそれすらできていなかったと思います。
とくに、私のもとに、わざわざやってきてくれるお客様が
いまでもどこかで、怖くてしょうがないんです。
お客様が怖いんじゃなくて、お客様にがっかりされるのが怖い。
それも、私が期待する評価をしてほしいって
どこまでいっても してして、くれくれちゃんってことで、
ほんと恥ずかしいんですけど。
今こうやって葛藤していること、
どこまで介入するか、与えるか、受け取るか
というのは、まさに蠍座土星に象徴されるテーマですね。
土星は蠍座を２０１４年の年末まで運行していますが
特に上半期は、親密な関係、忠誠を誓った場所における
与える、受け取る、ことについて
試される出来事が続くと思います。
与えたいなら、受け取る。
受け取りたいなら、与える。
そして、嫌ならNOと断ってもいい。
そんなことに気づいたのが、1/1の山羊座新月前後。
私の７室、対人関係の場所でおきたから、そのまんまなんですけどね。
新月の気づきや出来事の着地点が見えるのが
短期的には1/10前後
長期的には7/12の蟹座-山羊座満月前後。
というわけで、今年の上半期は、
与える受け取ることについて
試行錯誤して過ごしてみようと思います。
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