竹生島の大弁才天さまにお会いしました | 神も仏もあるもんや

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先週のことですが

琵琶湖に浮かぶ神仏の島・竹生島(ちくぶじま)に〈初🔰竹生島の友人Tさん〉とお参りしてきました。

いつもはガラガラの(失礼)今津港がワチャワチャの芋洗い状態でした!

(乗る予定だった船もまさかの満席!必要ないかな?と思いつつ予約しといて良かった〜😅)

なぜならば…秘仏の大弁才天さまがご開帳されるから、なんですね。

江の島・厳島・竹生島の弁天さまは【日本の三弁天】だそうで

その中でも最古の竹生島の弁天さまは【大弁才天】と呼ばれるそうですよ✨


竹生島の宝厳寺さんでは5月に秘仏の大弁才天さま、10月に秘仏の観音さまが御開帳されます。


どちらも60年に一度の御開帳で、本来なら次は2037年の予定なんですが


今年(2024年)は開創1300年の節目にあたるので、特別に御開帳されるんだとか。


いうなればボーナス年、でしょうか?


タイミングを逃すと次は13年後なので「この機を逃してなるものか!」の参詣者で激混みなんですね。



今津港から竹生島までは約30分の船旅です。


これは帰りの船から撮った1枚です。


小さな島なので、基本的には〈島に80分滞在して→帰港〉のスケジュールで竹生島を満喫できるんですが

今回に限っては『とにかく人が多いし本堂も激混みやろうし…たぶん80分じゃ足りんよなー😅』

という訳で乗る予定の帰りの船を1便見送って、次の便で帰ろっかーと。
(一応、船の係員さんに確認はしましたよ)

同じ船で竹生島に渡った人たちが本堂めがけてダッシュで石段を上ってるとき

私たちは石段下のベンチで、の〜んびりランチタイム🤭

(なぜ皆さんが急いでるかといいますと80分後の乗船に間に合わせるため、だと思われます。

竹生島で参拝のあと、長浜か彦根に渡ってランチなのでしょうね。

竹生島にもお土産屋さんは2軒ほどありますが、あまり期待しない方が良いです。

お土産屋さんの前のベンチも、ほぼイス取りゲーム状態ですから『座れたらラッキー』ぐらいのお気持ちの方がよろしいかと。

今回、私たちは今津のコンビニでサンドイッチやおにぎりを買い込んでました)

人が少なくなってから、ぼちぼち行くべーと石段を上りはじめた亀のような私たちですが

人も少なく、ゆっくりお参りできたので大正解でした。

夢のお告げで井戸を掘ったら湖底から清らかな水が湧いたという【瑞祥水】にもゆっくり参拝🙏

本堂に五色幕が張られて華やかですね✨



特別拝観の列に10分ほど並ぶだけで本堂に入ることができました。

大弁才天さまの身代わり御守を授かり、腕に赤い特製のお念珠をかけていただいてから

いよいよ御本尊さまとご対面です💓

と言っても一列に並んだまま横に→横に→と流れていくので

御本尊さまとのご対面は1人あたり10秒ほど、でしょうかね(笑)

ふだん御扉の前で立ってはる御前立ち(おまえだち)の大弁才天さまは、大きくて色彩豊かなお像ですが

御扉のなかの御本尊さまは、小さくて黒いお姿で…

目をこらしても『ん゙~?』という感じでした。

(Tさんに至っては「御本尊さん、いてはった?御前立ちしか見えんかった」と😅)

御本尊さまの御手とつながっている五色のひもは大きな五鈷杵に結ばれていて

この五鈷杵を触ることで御本尊さまと〈御縁〉が結ばれます🎀

あっという間の参拝でした。


ちなみに弁天さまは元々インドの川の女神です。

サラサラと川の水が流れる音から〈水〉や〈音楽〉などを司るとされ、琵琶を弾く麗しいお姿が一般的。

七福神でも不動のセンターですよね✨

ですが宝厳寺さんの大弁才天さまは頭上に蛇体の宇賀神をいただき、8本の腕にそれぞれ武器をお持ちの勇ましいお姿です。

大弁才天さまにご挨拶もすませたし、観音さまにもご挨拶しましょ🙏

続きます