5/4タイマノケハヤvsノミノスクネ | 神も仏もあるもんや

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神社やお寺めぐりを楽しみます。

※前回の続きです

前回は、かわいいお婆ちゃまのお土産屋さんで【けはやの忘れもん】というワサビ漬けを買った

まででした、が。

この【けはやの忘れもん】チャーハンに混ぜ炒めると頬が落ちそうなほどの美味でした❣️

(お婆ちゃまも「美味しくってほっぺた落ちるから押さえながら食べてね~」言うてはりました)

で、このけはやさんを祀る塚がこちら。

相撲開祖 當麻蹶速(たいまのけはや)の塚です。

当麻の国の蹶速(ケハヤ)は力自慢で日頃から「俺ほど強い者はおるまい」と語っていて、それが天皇の耳に入ります。

天皇は臣下に力自慢の男はいないかとお尋ねになったところ

臣下は「出雲の国の野見宿禰(ノミノスクネ)という男も力が強いと聞いています。

この男を呼んで力比べをさせてはいかがでしょう」と応えました。

こうして天皇がご覧になるなか、ケハヤ対スクネの相撲が開催されました。

これが天覧相撲のはじまりです。

結果、ケハヤはあばら骨や腰を踏み折られ😰
亡くなってしまいました。
(この近くに腰折田という地名もあります)

当麻の人々はケハヤを悼み、はじめて相撲をとった人として塚をつくり伝えてきたそうです。

古代の相撲は今でいう【禁じ手】も多かったとか。

そういや相撲に〈撲(なぐ)る〉って漢字が使われていますもんねぇ😱

塚のとなりには鉄砲柱もあって、誰でも自由に突っ張り稽古ができます(笑)

また、こちらには観光案内所もありトイレや自動販売機・ベンチもあるので休憩するには良いですね。

有料ですが相撲館も併設されています。

白鳳関パネルの迫力に圧されて入ってみることにしました。(入館料300円)

こちらの土俵は本格的なつくりで、令和2年には白鳳関によって地鎮も行われていますが

展示土俵なので女性OK、土足OKなんです!

行司さんが持つ軍配もありましたよ~

軍配のウラには鳳凰と龍が…はじめて見ました!

スモウレスラースーツ(力士の着ぐるみね)もありました。

…いつか着てみたい(笑)

大銀杏のゴム製カツラまで…😅



いざ!

おぉ〜✨
これが土俵からの眺めですか!

土俵の上が粉っぽいのは塩がまかれているから、だそうです。

ちなみに塩まき放題だそう(笑)

続きます