龍王さまのお使いのあと、東西線に乗って京都ヘ向かいました。
京都文化博物館で開催中の【異界ヘのまなざし】を見るためです。
1日で神社→龍宮→異界を巡るなんて忙し~
赤レンガがステキな京都文化博物館は、旧・日本銀行京都支店だった建物です。
歴史を感じます…
この日は妖怪研究の第一人者、小松和彦氏の講演会だったのです。
【魔界京都の「発見」とその後】
(撮影OKでした)
小松氏が妖怪の研究をはじめた頃は、今ほど妖怪が市民権を得てなくて
「好事家の趣味を真面目に研究するなんて…」と、かなり苦労されたそうです。
いろいろなお話のなかで私が興味を持ったのが式神の話。
(信貴山朝護孫子寺の絵巻より)
全身に剣を背負い空を駆ける式神・護法童子
(信貴山朝護孫子寺の絵巻より)
この飛倉も「目に見えない蛇の式神が米の倉を浮かせて運んでいる、と思う」だそうです。
こちらは違う絵巻物。
陰陽師の後ろに控えるのは…ちいさな2人の式神。
外に出ると、すでに黄昏時(たそがれどき)。
逢魔が時とも申します。
平安時代は高倉通でも百鬼夜行があったとか。
楽しげに笑いながら、すれ違う人々は
本当に人?それとも…
神社→龍宮→異界編おわり
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