(前回からの続き ☟ )
ところで足関節には、内くるぶしを形作る脛骨に隣り合って、外くるぶしに当たる腓骨という骨がありますね。
この腓骨も足関節の底背屈に連動して動くのだそうです。
すなわち、「背屈時に外踝(腓骨の末端)は上方+外方+後方へとわずかにずれる」「底屈時に外踝は下方+内方+前方へとわずかにずれる」というのが、本来あるべきセオリーです。
そしてこのセオリーが崩れると、やはり背屈や底屈に制限を生じます。
※腓骨の運動には他に回旋方向も含まれるらしいですが、内旋か外旋かで真逆の主張が入り乱れているため、今回は不問とします。
( ☞ つづく)