【続】ブッキングドットコムの問題が残した大きな課題 | ホテルマネジメント技能士 Ma-Sa

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ざっくばらんに記していきたいと思います。

こんにちは

ホテルマネジメント技能士のMa-Saです。

 

先週記載したとおりブッキングドットコムの入金遅延問題は、おおむね解決しているようでして

その後この件はメディアで取り上げられていない状況です。

 

ただ、ブッキングドットコムで予約した宿泊施設が嘘だったという記事がありました。

 

楽天やじゃらんなどのOTAや、リアルAGTがこのようなことを行ったら、

旅行業はじめ国内法で何らか処分があるものと思いますが、

ことブッキングドットコムについては、何も対応が無いようです。

 

というのも、繰り返しになりますが、

ブッキングドットコムはじめ、海外OTAサイトの中には、

日本の旅行業の適用を受けない、すなわち、「旅行業登録」をしていない

「旅行業登録」をしなくても事業者が存在するからです。

 

旅行業の登録においては、

事業所ごとに旅行業取扱管理者専任する必要があるほか、供託金の納付の義務などのより、旅行者の保護を図っています。

 

海外OTAサイトの中にはこの登録をしないがゆえに、

結果的に、他の国内OTAサイトやリアルエージェントでした予約と同じように

保護を受けられない状況です。

 

 

旅行者の不利益に繋がる恐れがあるのと、

旅行業の取引の公正さを著しく損ねているので、

今回の問題を機に、課題として、何らか取組を検討してほしいものです。