鬼滅の刃 202話感想&考察 | 蛍の置き場

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備忘録的な何か

毎週毎週毎度のことながらえっぐい展開ですね。。

ワニ先生はあれでしょうか?

我々の心を抉ることを信条としてるのでしょうか。

 

読者も満身創痍な中、さらに追い打ちをかけていくスタイル。

 

今回はそれぞれの想いが入り混じる回でした。

 

 

禰豆子の想い

 

禰豆子には鬼であった時期の記憶がばっちりありました。

(今週の話には関係ないけど、つまり善逸は告白済み、ということですね☆)

 

なので、本来なら兄妹で支えあうところを独りで背負わせた

と感じているのでしょう。

 

 

兄のように一生懸命な人が。

兄のように優しい人が。

 

踏みつけにされ、利用され、苦しい思いをする…

 

そんな現実に。

もしかしたら情けなさや不甲斐なさもあるかもしれません。

 

すべてを込めて、涙ながらに言います。

 

帰ろう、と。

 

 

善逸&伊之助の想い

 

善逸も伊之助も人間として炭治郎を止めようとします。

善逸は禰豆子が人間に戻っていることを必死で訴えかけます。

 

皆さまお忘れかもしれませんが、善逸は足が今使い物にならない状況です。

そんな中で炭治郎に駆け寄り、身を挺して呼び掛けているんです。

 

激痛なんてもんじゃないはずです。

炭治郎をホントに兄弟のように想っているというのが伝わってきます。

 

伊之助も炭治郎を人として見ていますね。

(あの伊之助がちゃんと禰豆子って呼んでることにちょっと感動です)

 

ぽかぽか殴りながら元の炭治郎に戻るように呼びかけます。

(ぽかぽか殴るあたりが伊之助らしい)

 

 

ですが、炭治郎は無惨のような衝撃波を出し

皆を吹っ飛ばします。

改めて、鬼化炭治郎の恐ろしさが見えた瞬間ですね。。

 

この衝撃波で善逸、伊之助、義勇はかなりのダメージを受けます。

というか普通なら即死ですよね。

満身創痍の中、こんな攻撃を受けて動けたら、それこそ化け物です。

 

そして炭治郎は無惨の時とは若干形の違う触手と尻尾を出します。

(関係ないけど、ズボン突き破ってますよね?人間に戻ったらお尻…いやなんでもない)

 

そしてその触手で炭治郎は善逸に攻撃しますが

義勇の肆の型打ち潮によって助けられます。

 

てか義勇さんその傷で動くの?失血で失血で目が回るとか言ってませんでした??

死にません?真面目に死にません?それ以上動いたら。

 

ただ、慌てるのは自然で、炭治郎は禰豆子を噛んだ。

つまり、血の味を覚えてしまった。

早くしないと人間を際限なく食べてしまう。

 

自分が死ぬことになったとしても葬らないとまずいんです。

ですが、問題があります。

それは炭治郎が日光を克服してる、ということ。

 

炭治郎には鬼への対抗手段すべてが効きません。

日輪刀、赫刀、藤の花の毒はもちろんのこと

爆血も恐らく効きません。

 

つまり、100%絶対ないとは思いますが、禰豆子が仮に鬼に戻って

爆血を使えるようになったとしても炭治郎には効かないんです。

 

なぜかっていうと、禰豆子の爆血は人間側の呼吸の熱と同じだと考えられるからです。

 

赫刀で切られると、再生が遅くなりますが

禰豆子の爆血も同じ効果がありますし

刀を爆血で燃やして赫刀にできたことからも言えます。

 

ということは炭治郎は殺すことが不可能なんです。

では自害はどうかというと、単純に首を落としたくらいでは意味がありません。

 

やるとしたら、溶岩か塩酸とかの中に突っ込んで跡形もなく消すくらいしないと

殺すのは不可能です。

 

なんつームリゲーだよそれ……

 

 

炭治郎の血鬼術が放たれます。

漫画らしい技ですが、ですが…

まさか敵側に堕ちた炭治郎が使うとは…

 

その血鬼術は義勇に向かっていきます。

 

「誰も殺さないで!!」

禰豆子が手をかざし、攻撃はそれますが

禰豆子の手がボロボロになります。

爪は剥がれ、血だらけです。

 

禰豆子だけでなく、善逸、伊之助もボロボロです。

 

ここで義勇に一つ疑問が。。

 

なんで炭治郎は禰豆子を食わないのか

血が滴り、さらには空腹です。

鬼化直後は極度の飢餓でたとえ自分の家族でも食ってしまうことが

本誌、ファンブックで分かっています。

 

だから食わないのは不自然なんです。

 

これみると、まさに1話との対比になってて

ラストスパートでこの展開を持ってくるあたりさすがですね。

 

てか愈史郎が言ってることの「それな!!!」感が

半端なくて笑う。

 

 

カナヲの想い

 

カナヲは懐から薬を取り出します。

 

それはしのぶさんが生前カナヲに持たせていたようです。

いや、薬最強!珠世さん!最強過ぎません?

 

あと、ミスなのかわかりませんが、若干計算合わないんですよね。

3つ珠世さんが作って、しのぶさんが1つ作ったとすると

合計薬は4つになるんですよね。

 

さらにいうと、しのぶさんは一言もこれが人間に戻す薬だ、とはいってないんですよね。

ということはあくまで補助的な役割で人間に戻りきらなかったときに使う感じの

ものなんだと思います。

 

ということはカナヲの打った薬だけでは足りなくて

もう一つ薬を合わせて初めて効果がある、そんなものな気がします。

 

 

いや違うよ?

絶対に違うよ。違うんだよ…

 

カナヲは彼岸朱眼を使い炭治郎に薬を打ち込もうとします。

そして攻撃は受けてしまうものの、打ち込むことに成功します。

(かなりやばそうだけど…)

 

そしてカナヲの呼び方には反応しているようでした。

もどってこれるでしょうか…怖すぎる…

 

 

来週の展開的には鬼としての炭治郎と人間としての炭治郎の戦いになりそうですね。

あの乾燥わかめ野郎が勝手に押し付けやがった想いだけあって

炭治郎は精神世界?で縛られてるみたいですし、希望はありそうです。

 

 

ワニ先生、まじで!まじでカナヲは殺さないで…

多少キャラの行動として不自然でも構わないから…

カナヲには炭治郎と幸せになって欲しいんだ…

 

 

 

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