【鬼滅の刃】鬼化と呼吸の関係【考察】 | 蛍の置き場

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備忘録的な何か

最近、201話で炭治郎が鬼化したことは記憶に新しいですよね。

無惨に血と力を全て注がれたことで鬼へと変貌してしまったわけです。

 

 

しかも日光をも克服してしまうという絶望的な状況です。

 

 

ところでみなさん、強い剣士ほど時間がかかるなど鬼化しづらい

ということはご存じでしょうか?

実は鬼化するには条件があり、満たして初めて鬼化するんです。

 

 

本誌の中で鬼化した人物(初登場時は人間だった者)は

禰豆子、浅草の男性、獪岳、炭治郎の四人ですかね。

 

 

この四人が鬼化についてかなり重要な要素を持ちます。

 

 

まず、禰豆子は194話で他の家族が血による即死をした中

唯一耐えきり鬼となったことが分かっています。

そして禰豆子といえば日光を克服した唯一の鬼であったことでも有名です。

 

 

この、他は即死だったけど、禰豆子だけ生き残った。

というのが非常に重要です。

 

 

ちなみになぜ、血を注がれると鬼化したり死んだりするんでしょうか?

 

 

それは、無惨の血が薬と毒という二つの要素を持つからです。

下弦の伍累の鬼化の際には病弱な累を助ける「治療」の目的で

血が注がれています。

 

 

珠世様のときもそうですね。

 

 

つまり、治療目的で血を注がれること自体はおかしな話ではありません。

ですが、明らかに毒殺目的で血を注がれた例があることを

みなさんは覚えていらっしゃいますか??

 

 

14話の浅草の女性です。

 

 

血を大量に注ぎ、殺害する目的で注がれています。

一部では「適応してたらやばかった」「最強の上弦誕生してたかも」

なんていわれてましたが、おそらく有り得ないです。

 

 

癇癪起こして、殺すために注いでますからね。

つまり、血を注ぎ続ければこの女は死ぬという確信があったわけです。

 

 

つまり、一般人であればこのくらいそそげば、即死どころか

細胞が変貌の速度に耐え切れず死ぬ、ということが分かっていたわけです。

 

 

ここから分かるのは、鬼化する血の量

即死する血の量、細胞が壊れる血の量の三つがあるということ。

 

 

浅草の男性は鬼化する血の量を注がれていて

竈門家は即死する血の量を注がれた

浅草の女性は細胞が壊れる血の量を注がれた

 

 

そしてそれは個人差はもちろんですが

呼吸ができるかどうかでも変わってくる。

 

 

黒死牟のセリフが有名ですよね。

 

このセリフから呼吸ができる剣士は少量の血では

鬼化しないであろうことが分かります。

 

 

さらに強い剣士であればあるほど鬼にはなりづらい。

多く頂戴せねばならぬ、と言っている時点で

少量で即死は考えづらいので間違いないでしょう。

 

 

先ほど毒、と言いましたが

どういう人が効きにくいのかというのもあくまで仮説になりますが

考察してみたいと思います。

 

 

仮説としては日の呼吸に近ければ近いほど鬼にはなりにくい

というものがあります。

それは血筋然り、使用している呼吸然りです。

 

 

なにも荒唐無稽な話ではありません。

 

 

まず、呼吸ができる時点で鬼化しづらい。

しかも強ければ強いほど鬼化しづらい。

強さはそれぞれの実力にはよりますが

派生していないほどより、日の呼吸には近くなります。

 

 

五大流派と言われている流派は当然日の呼吸に近い呼吸です。

 

 

その五大流派の一つである雷の呼吸を使うことのできる獪岳は上弦の陸となりましたし

黒死牟は月の呼吸の使い手で上弦の壱となりました。

さらに日の呼吸の継承者である炭治郎は無惨の血と力をそのまま受け継ぎました。

禰豆子は日の呼吸の一族の娘で上弦クラスの無惨の血に耐え切りました。

 

 

これで、鬼化しづらい体質の人間がいることは分かりましたが

問題は鬼化しない体質の人間です。

 

 

これに関してはいるかいないか正直わかりません。

 

 

鬼化せずに死んだ人を鬼化しなかった人とは言わないとは思うので

恐らくは血を注がれたにも関わらず鬼とならなかった人物がいたのでしょう。

 

 

しかも大量に注いだにも関わらず。

 

 

鬼に変貌するのは並大抵ではないことが本誌で分かっています。

細胞すべてを鬼とし、変貌するにはものすごいエネルギーを使う。

それゆえに鬼化直後は極度の飢餓状態になる。

 

 

ですから、そういう体質の人がいること自体は不思議ではないのですが

そんなに多い体質ではなく、むしろめずらしいようです。

 

 

この体質の人で間違いなく言えるのは

呼吸を使える人間か、呼吸を使える血筋である。

もしくは両方(こっちの可能性が高い)

 

 

鬼狩りであれば黒死牟が会ったことがあるのにも納得できます。

 

 

黒死牟が想定する血の量で鬼化しなかったのですから

実力的には柱クラスだったかもしれません。

 

 

死ぬまで血を注いだのでは?と思うかもしれませんが

無惨の血は“有り難き血”と言ってるくらいなので

なかなか鬼化しない人間に際限なく注いだりはしないでしょう。

 

 

ということは血筋や強さの関係で極端に鬼化しづらい場合は

鬼化することそのものをあきらめたかもしれません。

 

 

 

話をまとめると

①鬼化する血の量は呼吸ができるか?実力はどうか?血筋はどうか?で決まる。

②柱クラスや日の呼吸の一族など、鬼となりにくい体質の者がある。

③鬼にならない体質、というよりは鬼に極端になりにくい体質だった。

 

…とこんな感じです!

みなさまの意見や説聞けたら嬉しいです!

 

 

 

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