ブログの更新がなかなかできずにいました。

ご心配おかけしてしまったみなさま、本当に申し訳ありません…!

 

 

あれから、もう…色々なことがありました。

 

 

とりあえず本日、自宅の売却が完了しました。

正式にホームレスです(笑)

 

 

今年のゴールデンウィークに突然始まった異常事態。

あぁ、そうですね…、最初から、本当に嫌な予感しかなかった。

 

 

一体、何が起きているのか?

私が感じているさらさらの粒子状物質は何なのか?

訳が分からないまま、試す、調べる、観察する、識者に聞く…ひたすらその繰り返し。

 

 

季節が移り変わり、住処も何度か変わり、ようやく納得のいく結論を出すことが出来ました。

 
 
 
 
 
↑11月に入って、山里にある小さな山小屋に移動しました。
ここの里人は合成洗剤などもちろん使わない、昔ながらの生活をされてます。
換気が出来る空気、何よりもありがたいです!
 
 
 
以前のブログで「発生源は2ヶ所」と書きました。
これは、間違いありませんでした。
 
 
ひとつは、香りつき柔軟剤をお使いだったお宅から。
使用を止めて下さり、香り自体はほとんど感じなくなって来てたんですが、さらさらの物質は止めどなく飛散して来ていました。
 
 
そして、もうひとつは隣家です。
隣家では、私が元自宅に越してきた当初、「消臭ビーズ」をお使いだったんです。
その空気がもうダメでダメで…。
説明とお願いを何度も繰り返し、止めていただいた経緯があります。
 

 

ただ、最後までずっと、です。

元自宅での生活で一番辟易していたのは、この隣家の換気扇から出てくるにおい…!

 

 

なので、隣家の換気扇が動く時刻を把握して、風向き確認が必須でしたし、

「定年になってずっと家にいらっしゃるようになったら、不定期に換気扇が付くんやろか…」と、連動するブザーの設置を考えてたりもしました(^_^;)

ちなみに、自宅香害の少し前から定年になられた様子。

ある意味ナイスタイミング!

 
 
 
 

↑許可を得て、業者さんに換気扇掃除をしてもらったこともあります。結果は変わりませんでした。
中のにおいについて尋ねたところ、「消臭剤やスプレーが色々あって、なんか独特のにおいがしてますね」(…と、これまた洗剤臭い業者さんの言葉)
灯油ボイラーの排気ガスも私にはキツかったけど、それ以上にダメでした…。

 

 

何のにおいなのか、なんでこんなにダメなのか?

何年もずっと考えて続けてたんですが、

 

 

今になって、良く分かる。

「香りカプセル」の残骸なんです。

ずっと残ってて、出続けてるんです。

「柔軟剤臭いお隣さんが引っ越して安心したのに、8年経ってもにおいが無くならない」というお話も納得です(^_^;)

 

 

 

 

 
 

 

ただ…、ですよ?

 

 

このふたつのにおい(というか物質)は、急に現れ出たものではなく、ずっと前から変わらずあるものなんですよね。

 

 

じゃあ、私の体が急に悪くなったのか?

 

 

もちろん、思い当たることは無い。

野菜は自然栽培の畑から、卵もにわとりたちが産んでくれる。

手作りの保存食や山菜に発酵食品、購入する食品は無添加&オーガニック。

洗剤味のものは食べないし、運動、入浴、ストレッチ、日用品選び、においの点検…。

 

 

こんな生活が当たり前で、体質改善も定着したのでしょう。

体調に不安など一切ありませんでした。

 

 

外出時に多少臭いとこに行っても、香りが付くのが困るだけで「体調が悪くて動けない」なんてことは皆無やったんです。

 

 

 

 

洗剤の味のしないパン屋さん を見つけて、うれしくてパンを食べる頻度は多少増えたかも知れない。

思い当たると言えば、この程度(^_^;)

 

 

まさか、それでリーキーガットを起こした!?

 

 

 

 
 
その理由は、8月始めに一度自宅に戻った時に判明しました。
 
 
 
 

↑この時点で家財のほとんどを処分しており、殺風景な室内になってます。
 
 
汚染度の高い自宅、行くだけで呼吸困難と皮膚の爛れが起こるのは変わらずで近づけず(+_+)
知り合いに泣きつき、一通り掃除をしてもらったあと、意を決して掃除を繰り返し…。
 
 
ベタベタは取れないけど「香りはないはずだから…無くなってく一方のはずだから…!」と言い聞かせて移動したんですが、
 
 
10日間ほど、だったでしょうか…。
自宅には居られなかった(+_+)
 
 
大丈夫なはずの風向きなのに、強いベタベタが降ってくる。

周辺全体に刺激臭が漂ってる。

町内を流れる川が臭い。

 

 

マイクロカプセルのさらさら物質だけじゃない。

外がおかしい。

何だ?この空気の吸いにくさは…。

 

 

現実感のない、地獄のような日々でした(+_+)

 

 

 

 
↑外に放り出してある棚たちの向こうに見えるのが、問題の中間処理業者さんです。
せっせと作ってきた棚や箱や扉 だけでなく、家も物置も畑も、何もかもが無くなりました…。
 

 

 

大元の原因は、3月から町内で稼働を始めた産廃業者さんだったんです…!

 

 

そこからイソシアネート類が飛散し、暴露し続けた結果、ゴールデンウィークになって感作が始まった、と。

 

 

思い返せば…なんですが、この春は、異常に体が冷えて寒くて、真夏まで電気ストーブを使ってたくらいなんです。

(イソシアネートは、血中アルブミンと抱合体を成して血中に高濃度で存在するということで、これが血中酸素濃度の低下を招き、細胞レベルでの機能低下や冷えに繋がっていたのかも知れないです。)

 

 

あと、春先に足の爪が全部黄色になっていたのを「なんやろね?」と、パートナーと話してたことがあります。

自宅汚染の大元のベタベタ物質は黄色っぽいです。

 

 

もちろん、この業者さんが違法なことをしているわけではありません。

産廃の中間処理業者さんなので、規制は確かに緩いんです。

敷地から出てくる水は、そのまま川に流れ込んでますし。

 

 

こちらでは、主に金属の粉砕加工をしています。

ラジエーターや工業機械、業務用洗濯機、サッシなどの金属製品を、細かいチップに粉砕して体積を減らし輸送する、という業務内容。

 

 

その金属には、クーラントや塗料、シール剤などが付着してます。

これらにはポリウレタンやイソシアネート原料が含まれてる。

それが、粉砕時の摩擦や熱などの刺激でモノマーとなる。

 

 

イソシアネートの発生源となるんです。

 

 

こちらより

 

 

 

 

 

計測しているわけではないので、推測の域に過ぎませんが、十中八九間違いないと考えてます。

 

 

避難所で炭酸ナトリウムを使って洗濯を繰り返してた時、洗濯水がダム湖のような青緑色になるのを何度か見ているんですよ。

 

 

クリーニングの専門家の方によると、同じく粉砕時に飛散した銅分子による呈色ではないか?とのお話。

金属粉が飛散して来てるなら、半揮発性でベタベタ付着しやすいイソシアネートも飛散して来ていると考えるのは自然なこと。

 

 

元自宅内では、塗った壁の漆喰にも、天井にも床にも、ベタベタは染み込んで取れなくて…。

汚染物質の発生が無くなることはないと分かった時点で、自宅売却を決めた次第です。

 

 

 

 

最近、自宅時代に使っていたものを、また使えるようにしようと、もう本当に少しずつですが…取り組んでいます。
でも、この大元のベタベタ物質は、未だに取れる気がしない…(+_+)
 
柔軟剤のさらさら物質と同じ、粒子状の物質です。
でも、なんて言うか…粒子の反発力が強く、濡れた時のべたつきの強さも段違い!
別の物質だと考えています。

 

 

 

ちなみに私は、柔軟剤イソシアネート説を信じている訳ではないです。

大手洗剤メーカーも、日本ウレタン工業協会 も、マイクロカプセルにイソシアネートは使っていない、という返答です。

 

 

これは個人的な考えですが、おそらく最初の頃はね、使われていたんだろうと。

現在は、素材の見直しや新素材への移行があって、使われているとしてもほんの一部の製品だけじゃないのかなぁ。

 

 

それじゃ、なぜ、産廃業者さんからの飛散物質暴露で、近隣からのマイクロカプセルが急にダメになってしまったのか??

 

 

 

 

 

 

 

ここの記述の一部、これですよ…!

 

 

"一種類のイソシアネートに感作されると、多種のイソシアネートにも、誘導体のアミンにも交差反応する。

アミンは、イソシアネートの体内代謝および環境中化学反応で誘導される。"

 

 

 

「交差反応」ということで、イソシアネート基を構造に持つ物質を、全て感じ取るようになってしまったんじゃないか?

 

もしくは、体内のイソシアネート代謝物が高濃度になったことで、類似物質まで残留しやすい体になったんじゃないか?

 

 

自分の排泄物(皮膚、吐息、尿・便)に含まれる物質が、類似構造を持つのは当然。

「マイクロカプセルの残骸にも、類似構造の物質が含まれてるんだろう」

そう考えると、全ての辻褄が合う。

 

 

 

 

かくたこども&アレルギークリニック 

角田和彦 医師

 

 

 

 

 角田先生の説「イソシアネート感作がアトピーの症状悪化を押し上げている」というのも納得できます。

これまでに聞いてきた色々なお話を思い返しても、「化学物質過敏症も、根本はイソシアネート感作があるんじゃないか?」と、考えるようになりました。

 

 

 

 

 
 

今、子どもも含め、大人になって悪化するアレルギーも多いですよね。

食物アレルギーだと、腸炎症による腸管感作が主体だとされてきましたが、皮膚感作から始まるという点を考え合わせると、

 

 

合成洗剤(合成界面活性剤)がたっぷり付いてる服を着て、イソシアネート類まみれの生活をする。

相互作用で皮膚感作も進み、そりゃ、アレルギーも増えるでしょうよ…(^_^;)

 

 

 

角田先生は、「柔軟剤にはイソシアネート」という前提でいらっしゃいます。

私が質感で感じる限りでは、イソシアネートとは断言できない。

少なくとも、大元ベタベタ物質とは、触感も性質もちょっと違います。

 

 

ただ、”ほとんどの銘柄の柔軟剤から「イソシアン酸 」が検出された”という情報を、確かな筋からいただいたんです。

 

 

 

 

 

 

 

イソシアン酸は燃焼で発生する物質で、ディーゼル車のNOx排出削減装置からも副産物として排出されるそうです。

そうすると、工場排ガスの臭い地域や幹線道路が、さらさら物質だらけで空気が吸いづらいのも納得できる。

 

 

 

 

 

 

 

草木を燃やすだけでも発生します。

化学物質過敏症で「野焼きの煙がダメだ」という方が多いのも頷けます。

 

 

調理をする過程でも発生する。

 

 

…というか、このさらさら物質がイソシアン酸だとすると、本当に至るところにある。

これ自体は、ありふれた、どこにでもある物質なんです!

 

 

 

 

 

私も今この状態になって、煙の中にも同じさらさらの物質を感じます。

焚き火や燻炭づくりの煙、左義長の煙など、以前は何にも気にならなかったんですが。

 

 

この山小屋で、憧れの薪ストーブなのに、最初は煙に含まれるさらさら物質でむせるので使えなかった…。

 

 

こんなものもダメになってしまったのか!?とショックでした…。

寒さに堪えかねて諦め、やっと使うようになりました(^_^;)

薪ストーブ焚きながら、さらに窓を開けて、水道管が凍る夜でも、窓を開けて寝ています。

 

 

 

だからイソシアン酸自体は確かに有毒物質なんですが、イソシアン酸「だけ」なら、そこまで深刻な健康影響にはならないんじゃないのか?

 

 

 「イソシアネートの暴露と感作がある」という前提で、類似物質であるイソシアン酸にも反応するようになるんじゃないか?

 

 

これが、今、辿り着いた結論です。

 

 

 

 

 

 イソシアン酸塩による疾病

VOC研究会の報告も載っています。

 

 
 

 

 

 

イソシアネート自体は、元々は職業性肺炎を引き起こす物質として、これまでにも多々の症例があります。

しかし、PRTR法の対象物質になっていることもあり、職業上での感作は減りつつあるとのこと。

 

 

しかし、前出「環境に広がるイソシアネートの有害性」内でも懸念され、角田先生も仰ってる通り、一般社会でのイソシアネート濃度はとても高く、誰もが日常的に暴露しているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑こちらでは、イソシアン酸もイソシアネート類も、全部同じ有毒物質として扱われてますけどね(^_^;)

 

 

 

 

ここの里では、自然養鶏もやっていて、卵を半年ぶりでいただくことが出来ました…!
洗剤の味がしない卵や野菜なんてほとんど無い世の中で、自然栽培で育ててきた畑やにわとりも無くし、食材確保がずっと出来ずにいたんです。ありがたいことです(*^^*)
 

 

 

 

未だに分からないことはあります。

 

 

マイクロカプセルのさらさらは、薪ストーブのさらさらとは質が違うんです。

反発力の強さも、濃度(粒子の数)も、落としにくさも。

だから、「マイクロカプセルの残骸がイソシアン酸である」とは断言できない

 

 

一体、何の物質なんでしょうかね(^_^;)?

 

 

 

また、イソシアネート類は誰もが暴露していて、身の回りにたくさんあるにも関わらず、

「ベタベタが落とせなくて困る」なんて事態が「どこでも起きている訳ではない」

…ということも疑問です。

 

 

健康影響を感じる人と感じない人がいるのは、個々人の感受性や体質の違いなので当然ですけど、

私が今、対処に困っている物質は、目で見て存在が分かるもの

そして、明らかに以前は無かった現象、なんですよ。

 

 

だから、体調や体質とは無関係だと思うんですよね…。

そしたら、その違いは一体どこにあるのか?

 

 

 

この2点が分かれば、未来に繋がって行くんじゃないかなぁと感じます。

 

 

 



 

ま、しばらくは、この山小屋で生活のリハビリをさせていただきます。



こんな空気の良いところに来ても、さらさら物質との格闘は続いてて、毎日毎日やることやりたいことだらけで忙しいんですが、



とりあえずは雪の備え、そして薪の確保です!

給湯器やお風呂がなく、寝具や服が充分にない今、寒さ対策は命にも関わる重大事項(^_^;)



こんな不自由な体じゃなきゃ、すっごく楽しめる山小屋生活です(笑)


 

 

 

 

 

 

 

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