ダンスオブヴァンパイア@帝国劇城 | みゅうのARTのある暮らし

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音楽、舞台、美術、文芸…その他諸々色んな芸術…
私の好きなARTについてワクワクした体験・経験を綴ります♪

ARTミュージカル編です。

ダンスオブヴァンパイア@帝国劇"城"
に行ってきました。

ダンスオブヴァンパイアの時だけは、
帝劇は帝国劇場ではなく帝国劇城になります。


チケット取りすぎたので、まとめて…
ダブルキャストはこちらで観ました。
3回は観る予定でしたが、
保険をかけて申し込んだチケットが全て当選…
結果7回…4日に1回ダンスオブヴァンパイア…


チケ難の公演だったら申し訳なく思うのですが、
今回はそうでもなかったので、
ありがたく全部行くことにしました。

なので、4回増えた分、10〜12月で
行きたいなと思っていた以下の公演は
見送ることに…
・ジーザスクライストスーパー コンサート
・ストーリー オブ マイ ライフ
・ラヴズ レイバーズ ロスト
・ロカビリー☆ジャック


わたくし、観劇に年間予算を設けてるので、
増えたらどこか減らさないと
予算内に収まらなくなっちゃうんですよね。
でも後悔はないです!!


なぜか10年前に観た時より
ずーっと楽しめたんです♪
あの頃よりダンスが好きだからかな…


ストーリーは>>こちらをどうぞ。
ついでに東宝の公式PVも貼っておきます。




Wキャストの私の好みは…
サラ 神田沙也加さん
アルフレート 相葉裕樹さん
ヴァンパイアダンサー 森山開次さん

さーやのサラは可愛いし、
ピッチも正確で、聴いてて気持ちが良いのです。

前半の恋に目覚めた乙女っぽさと小悪魔感、
後半の完全に伯爵に心酔してしまってからの
豹変ぶり。
この差が、好き。
全然違うのにどっちもちゃんとサラで、好き。

もう1人のサラは桜井玲香さん。
元乃木坂の方ですね。美人さんでした。
歌い方の端々(音の処理とか)に
アイドルっぽさはあるものの安心して聴ける
歌唱でした。

全体的に柔らかく歌ってしまうので、
もうちょっと歌に表情がついてくると
よりいいのになぁと思ってました。


ばっちのアルフレートは、
へたれ感がなんとも言えない。良い。
アドリブにやや弱いのもアルフレートっぽい(笑)

25日の霊廟のシーンのアドリブ、
教授『ちょっと手を貸してくれないか』
アルフ『シンプルに脚力がない!』
ここまではいつもどおり。

ここから教授が無茶振りを。
教授『それだけか⁉︎』
アルフ、やや戸惑う…
アルフ『プロフェッサー、超能力に興味ありますか?』

禅さんがその後面白くしてくれてましたが、
ばっち…ちょっとキツかったぞ(笑)


もう1人のアルフレートは東啓介さん。
とんちゃんの方が歌が安心して聴けるのと
(でも何故かばっちの歌の方が好みだった…)
アドリブに強い感じでした。

宿で天井から落ちてきたネズミを
プロフェッサーから受け取る時も
冷静に手を出して自ら受け取るばっちに対して
とんちゃんは悲鳴をあげたりと、
なかなかアクションが派手で分かりやすい!

しかし…とんちゃん、とにかく大きい!
身長187cmですからね…
サラとの身長差も凄いですが、
たっくん(植原卓也さん)との身長差もなかなか。

たっくんも177cmなので、
背は高い方なんですけど、小さく見える…

しかもとんちゃん、
なかなかガタイがしっかりしてるので、
なんかもうヴァンパイアに勝てそう(笑)


そんな大きな姿で、霊廟で伯爵に杭が打てずに
恥ずかしい‼︎でも、できない‼︎
ともじもじするのは、なかなか滑稽で
アルフレートって感じがしました。

アドリブでは、手を伸ばせば、
壁からぶら下がっている教授の足に
手が届いてしまうので、
ばっちの『シンプルに脚力が…』は使えない…
どうするのかな、と思ったら、
足に軽くタッチ。

アルフ『はい、手を貸しました。
    ちょっとって仰いましたよね。』

う…うまい…
そういうのもありなのね!


開次さんのヴァンパイアダンサーは圧巻です。
伯爵の化身というか感情を表現している役。
10年前も開次さんで見ていたのですが、
当時はそれ程ダンスに興味がなく、
このシーンいる⁈くらいに思ってたのですが、
今回は、大変ありがたい気持ちで拝見しました。


そもそも、このシーン要ります。
多分1番大事なとこ。

伯爵がこの世の本質を語り、
自身の孤独を吐露する歌なので、
一見コメディの本作の、
実は確信となる部分だと思います。


もう1人のヴァンパイアダンサーは
佐藤洋介さん。
同じコンテンポラリーダンスなのですが、
もしかして振付が違う⁈
後半は同じだと思うのですが、
登場位置から既に違ったような…


しかし…
開次さんはそっと端から出てくるだけで
すごいオーラを感じて、やっぱり桁違いだな
と感じました。

そして、かつては吉野圭吾さんが演じていた
癖の強い役、伯爵の息子ヘルベルトは
植原卓也さん。

たっくんのヘルベルト、すごい好きだったぁ。
妖艶で可愛くて面白くてカッコいい☆好き。
吉野さんとは全然別のヘルベルト像で、嬉しい。

1幕ラストの登場シーンの
伯爵とのジャレ合い⁈が日替わりで
毎回、可愛かったです♪

お風呂のシーンのアドリブも日替わり。
初日と19日は忘れてしまった…
11/7 顔が好み!
11/10 もっと愛して〜!
11/15 満たして〜!
11/23 水の掛け合い
11/25 水の掛け合いからのバリア

これに毎回、ちゃんと返すアルフレートが
またすごいです。
息ぴったりでした。

そして、毎回このシーンでは
どこかにアクロバットを入れてくれて
嬉しかったな♪

最後のフィナーレでは、
久しぶりにガッツリ踊ってて、見惚れた。
もっと踊って欲しい‼︎切に願う!

そして、カテコではみんなでダンスしますが、
そのレクチャ講座はヘルちゃん担当。
回を重ねるうちに段々トークがうまくなって、
すっごく楽しかった!!

ちなみに私は、以下のスペシャルカテコに
参加できました。ラッキー☆
マスク(仮面的な)がもらえる
リー君マスカレード1回
ルミカライトがもらえる
ヴァンパイアダンスナイト2回
※こうもり飛んでます!

ダンスオブヴァンパイアは、
カテコでみんなで踊る他に、
幕間にクコール劇場があるのが特徴。

クコール劇場は、伯爵の下男クコールが
幕間に出てきて、舞台上の雪をお掃除しながら
1ネタしてくれるコーナー。

時々ゲストが出るのですが、
19日はなーんとヘルベルト‼︎ラッキー☆
せっかくお掃除したのに、
クコールの頭から握っていた大量の雪を
降らせて去って行きました(笑)

クコールにこんなに降らせろとは言ってない!
バカ息子!!と言われてました。

しれぇーと雪を降らせてるのが
めちゃくちゃ笑えた。

クコールが1人闇広をやってくれた日もありました。
最近のトートが分からないと昔の
金髪のカツラをかぶっていたのですが、
クコールの顔なので怖すぎでした(笑)


そんなこんなで、1ヶ月間、
楽しませていただきました!
これだけ通うと飽きるかと思ったのに
世界観も好きだし、音楽も良いし、
まだまだ観たいと思っちゃいました!