増田俊也著「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」読了 | BOOGIEなイーブニング!

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い。
強烈に読み終わるまでに時間がかかってしまった。モンハンの発売も影響した。その誘惑に引っ張られたのも事実だ。しかし、この本もぶ厚い。
いや、ぶ熱かったのだ。

七帝柔道記はひたすら窒息しそうな本だった。著者増田の七帝柔道への愛に窒息しかけた。そして今度は「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」だ。熱苦しいに決まっている。

では、なぜ読んだのか。

巨悪のジャーナリスト石和氏がわざわざ僕に買ってプレゼントしてくれたからである。

これは漢として読まざるを得ないだろう。

ただ、読みたくて読んでる本では無い。侠気に負けて絆されて読んでいたのだ。だからモンハンにも負けたし他の本をつまみ食いしそうになった。

上、下巻に別れている。

上巻は戦前、「鬼の木村」、「木村の 前に木村なく、木村の後に木村なし」と謳われた天才柔道家木村政彦がいかに凄かったかが主に書かれている。これが結構退屈で時間がかかった。

ところが下巻である。

エリオ・グレイシーとの熱き闘いから始まって、力道山そしてまで大山倍達の生い立ちにまで深く取材されている。

そして力道山との疑惑の巌流島。

ノンフィクションなのに著者の増田俊也が完全に時代を超えて熱くリングサイドにまで入ってきちゃってる。

気がつけばぐいぐいと読み進んでいた。

最後にネタバレになるが、
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのかを教えようか?







馬鹿野郎!

こんなクソ長い本、
自分で読んでみろ!

横着すっでねぇ!